例えばアニリングス(肛門舐め)をした側とアニリングスをされた側でキス等の粘膜接触を行えば、
アニリングスをした側が持つ各種細菌・ウイルスがアニリングスをされた側に移口を通じ移動する事になるのです。
又、アニリングスにより相手の肛門に口を付けた後に相手の性器に口を付けると、肛門の微生物を性器に付着させることになり、
性器から微生物が体内に入り感染する可能性があることから、アニリングスはする側、される側共に非常に危険な性行為といわれているのですよ。

腸の中には約100兆個の腸内細菌が存在していると言われているのですよ。腸内細菌は、便の出口である肛門にも多く存在し、
トイレットペーパーでふき取ったり入浴した際に肛門周囲を洗った程度では肛門周囲に付着している微生物を完全に取り除くことは薬剤を使用しない限り不可能なのです。

脅す訳ではありませんがアニリングスを行なうと、病原性大腸菌O-157・その他大腸菌・ウェルシュ菌・黄色ブドウ球菌などの腸内細菌、肝炎ウイルス(A型、B型、C型など)が
口の中に入り、性行為感染症のほかさまざまな病気になる危険も高いのです。

腸内細菌が口の中に入ると、口腔や咽頭からそのまま体の他の部分に細菌が移動し、
体のいたるところへ蔓延し体調を崩す危険性が考えられるのです。
特に毒性の強い寄生虫が口の中に入り感染すると、重い病気になったり死亡する可能性もあるのです