勤務時間中に女性の部屋に19回も侵入し、下着などを撮影した むつ市職員

 女性宅への侵入を繰り返し、室内を写真撮影したり携帯電話を盗んだりしたなどとして、
窃盗と住居侵入の罪に問われた元青森県むつ市職員 川森雅被告(32)(懲戒免職)の初公判が25日、青森地裁であり、被告は起訴事実を認めた。

 検察側は「勤務時間に抜け出すなど、大胆で悪質な犯行」として懲役1年6月を求刑。
弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。判決は来年1月14日。

 検察側は冒頭陳述などで、川森被告は、好意を寄せていた同僚の女性職員2人の自宅の鍵を市庁舎内で「偶然拾った」ことから、
昨年3月〜今年10月に、1人の部屋に14回、もう1人の部屋には5回ほど侵入したと指摘。
室内では、持参したデジタルカメラで部屋の様子や女性の下着などを撮影し、画像データを自宅のパソコンに保存していたという。