<仙台地裁切り付け>控訴審初公判 被告、盗撮改めて無罪主張
2017年10月04日水曜日

仙台地裁で6月、被告の男が判決言い渡し中に法廷で刃物を振り回し、
取り押さえようとした警察官2人が切り付けられた事件で、殺人未遂罪などで起訴された

山形市鉄砲町1丁目、無職 淀川聖司被告(30)

の宮城県迷惑防止条例違反(盗撮)の罪に対する控訴審初公判が3日、仙台高裁であった。
弁護側は懲役1年を言い渡した仙台地裁判決の破棄を、検察側は控訴の棄却を求め、即日結審した。判決は19日。

被告は6月16日、同条例違反の罪に問われた公判で、判決理由の朗読中に
「司法制度に革命を起こす」などと叫んで傍聴席側の柵を乗り越え、
取り押さえようとした警察官2人の顔や背中を切り出しナイフで負傷させたとして、7月に殺人未遂罪などで起訴された。
仙台地検によると、被告は当時保釈中で、切り出しナイフのほかに果物ナイフ3本も所持していた。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171004_13012.html