聞いてもいないのに、自慢話をしたがる人がいます。そのような人は、「誰かに認めて欲しい。」、「誉めてもらいたい。」と、
いつも思っている人です。そして、自分は価値のある人間だと感じていたいのです。
こういうタイプの人は、自慢話をして優越感に浸ることで、自分のコンプレックスや劣等感を隠そうとしていることが多いです。
学歴のなさにコンプレックスを持っていることを隠すために、知識をひけらかしたり、プライベートが充実していないという劣等感を隠すために、高収入を自慢したりするのが特徴です。
『能ある鷹は爪を隠す』というように、本当に実力がある人は、むやみやたらと自慢することなどしません。
自慢話ばかり聞いているのは不快かもしれませんが、自慢話ばかりするような劣等感の強い人の心理さえ理解していれば、『必死に強い劣等感を隠しているのだな、かわいそうに』という気持ちで聞き流せるようになるでしょう。