Q.ネット上のハンドルネームなど仮想人格に対する名誉棄損を訴える事はできますか?

A.できません。もし可能であれば私も100個以上の仮想人格で名誉棄損釣りをして悠々自適の生活を送りたいです。
あらゆる法律が有効に保護しているのは現実の人格だけです。
ただ、ハンドルネームと現実の人格が紐付けられているなら可能性はあります。
当該書き込みを読んだ第三者がそのハンドルネームと現実のあなたを同一と判断でき、
その書き込みの内容があなたの現実の社会的地位を低下させる事が認められれば
日本初の仮想人格に対する名誉棄損事例となる可能性はゼロではありません。
一度、警察にご相談されてはいかがでしょうか?

「このレビュアーは俺なんだけど、多分、読んだ奴はみんなリアルの俺に気づいてると思うんだ。
最近隣のオバハンの視線や、電車の中でのJKの視線が何かおかしい気がするし。
エロサイトで渾身のレビューを書いて尊敬されてるはずの俺の評判を落とすのは、
とんでもなく社会的地位を下げる事だと思う。逮捕してほしい。」

警察「病院行こうか」