山梨県身延町の男性職員が盗撮疑い 町が謝罪
2020.02.01 20:43

山梨県身延町の男性職員が、女性職員用の更衣室などに小型カメラを設置し盗撮した疑いがあるとして町がきょう会見し謝罪しました。
男性職員は盗撮したことを認めているということです。

町によりますと保健福祉施設の「中富すこやかセンター」で1月21日、職員が2階の和室に、
通常設置されていない壁掛けフック10個が設置されていることに気づきました。
また29日には1階の女性職員用の更衣室の天井などにも薄い鉄の板がビス止めされていることがわかり、
町が調べたところ、この施設に勤める福祉保健課副主幹の40代の男性職員が盗撮目的で設置したことを認めたということです。

その後、町は男性職員の自宅にあったカメラ内蔵型のフック3個と、カメラ内蔵型の火災感知器7個、それにパソコン1台を提出させました。
2階の和室は1月17日に女性職員30人が健康診断の更衣室として利用していました。
これまでにデータの流出は確認されていません。

町の聞き取りに対し男性職員は「ストレスで去年の夏からやってしまった」と話しているということです。
町は警察に相談していて、今後、男性職員の処分を検討することにしています。

http://www.uty.co.jp/news/20200201/6922/