茨城県警は24日までに、温泉施設での盗撮動画をインターネット上で公開したとして、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、
札幌市のウェブサイト制作会社社長野田将広容疑者(36)と同社社員の男2人を逮捕した。

逮捕容疑では3人は共謀。2011〜12年、海外のサーバー上に、茨城県内の温泉で盗撮された女性の裸が写った動画ファイルを公開した疑い。

県警によると、野田容疑者らは栃木県小山市の無職斎藤果林被告(41)=児童買春・ポルノ禁止法違反(提供)罪で起訴=らが
盗撮した動画を購入し、インターネット上で不特定多数の客に販売。10年秋ごろからこれまでに数億円を売り上げているという。

一連の捜査で県警は、斎藤被告との間で女児の裸が写った動画をやりとりしていたとして、横浜市立大准教授(39)を6月に逮捕。
准教授は7月、滋賀県警にも逮捕され、その後、罰金50万円の略式命令を受けている。

斎藤果林=アクアリウム(アイソトープ)