私たちも、相談が増えて“火の車”のような状況になってきていますが、
当初は相談してくる人もいなかったわけで、ハードルが下がって相談できる
ような土壌ができたのはいいことだと思います。

PAPSの金尻さんは「明日撮影させられそうで、逃げたいんです」という時にも駆け
付けて救出するし、真夜中のメールや電話への対応も一人で引き受けています。
シフトを組めるほどの人数がいないからです。「いつも同じ人が受ける」と
いうのは相談者にとっていいことですが、支援者の彼女にとってはすごく
過酷な生活なので、つぶれないうちに対策を考えなくてはいけません。