当時はネットも普及したばかりで
自分の違和感について認識できても

その違和感がいったいなんなのか
自分で知る術すらなかったのである

初めてこの障害の名前を知ったとき
感動したことをよく覚えている

神経症という曖昧な闇に漬け込んで
金稼ぎをするような団体もあった

同じような地獄を生きている
若者は少なからず実在する

病気だけど、病気じゃない
健全者に見えるけど、健全ではない

目には見えない障害、心の病

そして神経症は病気なんかじゃない

たくさんの生きづらさを抱えて・・