中華料理に初めて興味を持ったのは
渋谷で夜の仕事をしていたときに
兆楽って店の青椒肉絲を食べて
こんなに旨い飯があったのかと
中華料理の厨房に興味を持ったんだ
鍋を降っている姿が面白そうだった
意外にも高級料理とかではなくて
いわゆる街中華の青椒肉絲だった

それから街中華の料理屋に入っては
決まって青椒肉絲ばかりを食べた

そこの兆楽が厨房を募集していて
書いてあったのは経験3年以上だって

それからどこでもいいから
中華料理屋の厨房に入らなきゃって
そうして25歳の未経験で入れたのが
280席のマンモス中華料理店だった