みおっちおはよう!
突然ですがおよよ?!
新作プロットだよ!
・・・
みおっち カラオケバーのアルバイト店員、21才
ぼくっち 客、59才、会社員、出張帰りに時々寄るその店で一杯のハイボールを飲んで家路に着くのが楽しみ

ある雨の夜、バーのママさん(みおっちのおば)は翌日早朝から常連客との船釣りのため早退し、船酔いするみおっちはその夜の店番を任された。
ほかのお客さんも早々に引き上げて、店の中にはみおっちとぼくっちの二人だけ。

ぼくっち「・・・ごちそうさま」
みおっち「あれれ、もう帰っちゃうんですか?」
ぼ「ごちそうさま、ありがとう」
み「よく一人で来てくださいますね(笑)」
ぼ「・・・」
み「いつも一人・・・(笑)」
ぼ「出張はだいたい一人だから・・・」
み「そうなんだ、いつも来てくれてありがとうございます(笑)」
ぼ「じゃ、おやすみなさい」
み「また来てくださいね、おじさん!(笑)」
ぼ「・・・おじさん?(苦笑い)」
み「だって、名前知らないから・・・おじさんじゃダメ?(笑)」
ぼ「いいよ、いいよ、ホントにおじさんだから(笑)」
み「・・・(笑)」

ぼくっちは、そう言いながらもうれしかった。
みおっちが、いつも一人で来ることを知っていてくれたから。
みおっちが、こぼれるような笑顔で話しかけてくれたから。
みおっちが、「おじさん」と呼んでくれたから。
(つづく)
・・・
続きが楽しみだね!
またねーみおっち!