【うん!ボクもその時間にくるね〜!】
【今日もありがと!イシュ姉ちゃん!またね〜!】
【アンチラ◆1mzAH0NYcTEeへデン後にお借りするわ…】
【ごめんなさい…明日急用で早く起きなくちゃいけなくなって…今夜時間が取れなくなってしまったわ…】
【日曜以降に改めさせてもらっていいかしら…?】
【急にで申し訳ないけど…お返事待ってるわ…】
【伝言におかりしたわ…】
【失礼致します。こちらをわたしの長谷部さんとのお話の場にお貸しください】
【今度はわたしが先ですね。ふふ】
【大人しく待っていますので、ゆっくり来て下さい】
【これよりしばらくの間、主とこの地を借りるぞ】
【主、大変お待たせいたしました】
【…………向こうを返せておりませんが、埒が明かないので此方にも先に書きます。くそ…………】
【落ち着かぬ移動となってしまいましたが、今日も来てくださってありがとうございました】
【…………お会いしたかったです】
【ところで、あちらの待ち合わせに使用する伝言板についてなのですが】
【1のルールを見ると、「あくまで待ち合わせ「場所」ですので、ここでのプレイは禁止です」と明記されております】
【稀に【】無しで書かれている方もいらっしゃいますが、殆どは【】で移動の連絡等のみが基本のように見えました】
【ですので、寂しいですが…………郷に入っては郷に従うと言うように、ひとまずは合わせた方がいいかもしれません】
【主のお考えはいかがですか?】
【…………と、このままお返事作成に戻ります】
【あまり時間がなくて悔しいですが――――今夜も、宜しくお願いいたします】
【昨夜の続きです。いつでも終えられる状況ではありますが】
【主さえよろしければ、その…………もう少しでいいので、くっついていられたら、俺は嬉しいです】
【(真面目な声で言った)】
(柔らかな頬に流れ落ちる涙。白手袋を濡らす滴は熱く、それを感じられる肉体がある事に安堵する)
(笑っていてほしい、だなんて。この方がくれる主命は、相も変わらず優しすぎて――――……)
拝命いたしましょう。
(それが彼女の願いだというのならば、いつだって。穏やかな承認の声に乗せて、藤の瞳が幸福そうに細まった)
はい。貴女の長谷部はここに――――……っ、――――…………。
(言葉が途切れる。片膝立ちのまま、飛び込んできた少女の身体をしっかりと抱き留めて)
(その勢いのまま両の腕を細い背中に回してきつく抱きしめ返せば、二人の間にもう隙間は存在しない)
…………ここに、おります。貴女を…………一人にはいたしません。
(この身を彷徨う細い手に応えるように、背を丸めるような体勢でぎゅうと力を込めれば、少女の身体が撓る)
(痛みを与えていないか案じる余裕はなかった。ただ、自分も同じように彼女の存在を確かめたくて)
(細い背中と、丸みを帯びた後頭部を大きな手で支えるように添えながら頬を擦り寄せる)
ありがたき、幸せ…………。
(頬と頬の間に零れる涙の熱を感じながら、許しの言葉を全身で享受した)
長い間お待たせしてしまいましたね。…………俺は、もう――――主から離れません。
(切なる思いが耳に届けば胸が痛む。この少女だけが与えてくれる、苦しくて、甘くて、とても幸福な痛み)
離しません。離れたくない…………。
(これが自分の意思だと伝えるように拘束を緩めぬまま、すり、と一度頬を寄せてから僅かに顔をずらし)
(紅く染まった目尻に口元を寄せると、ほろほろと零れ落ちる涙の粒を己の唇で受け止めた)
大丈夫…………俺は逃げません。貴女がどんな姿を見せようとも、消えたりはいたしません。
あの日、最後の瞬間。俺にぶつけたい心も、落ちる涙も、全てを飲み込んで…………ただ笑顔だけをくれた事。
貴女の優しさを、真心を…………俺は覚えています。
だから、今は――――……泣いてもいいいんですよ。主。
【あ、お返事が来ていましたね。今からお返事書くので、これ飲んで待っててくださいませ】
【(冷たいマンゴーの香りの紅茶を、はい、といつものように渡して)】
【あ、先にこれだけ】
【わたしは明日も大丈夫ですが、長谷部さんは如何ですか?】
【お疲れでしょうから、また都合の良い日を教えてくれるのでも大丈夫ですよ】
【今わからないようなら、伝言の場でも。とにかく無理だけはしないで下さいませ】
【ごめんなさい…眠気が限界だから先に失礼するわね…?】
【スレをお借りしたわ…】
【ボクもねおちしちゃってた…ごめんなさい】
【げつようびのよる、だいじょうぶだよぉ〜】
【じゃあ、月曜日の夜に…くるね〜!おやすみなさいぃ】
【イシュ姉ちゃん、こんばんは!待たせちゃってごめんなさい!】
【イシュ姉ちゃんと一緒に場所を借りるね〜!】
【あそぼ〜〜〜!!】