ユキが取り残される形になったが怪我したアルの事を考えて、悠斗はアルを連れて逃げ出す。
何とか真菜美達と合流、アルは医療技術のある真菜美がどうにかして助かった。
そして一真達とユキを助けに研究所へ、そこにいたのは血まみれのユキとボロボロな男達。
ユキを連れて帰り翌日、目覚めたアルは隠れ家に向かおうとするがそれを止める悠斗。
悠斗の説得と昨晩の話を聞く為に残る事にするアル、昨日の事も適当な事件としてニュースに。
取り敢えずは礼次達も全員身動きが出来ないし、3日は過ぎたので解決と微妙に言える状況。
アルに昨日の事を話し、ユキが極度のストレスにより暴走状態に陥った結果だと推測するアル。
殺さない格闘技のお陰で死人は無しだが、今後はどうなるかはわからないと言う。
そして最後に、今回の事は幸運で次はどうなるかわからないから準備すべきだと言われる。
翌日は一真は町の有力者の孫娘の心音に相談したり、さらに1週間が過ぎた。
一真から礼次が警察の監視下から脱走したとの話を聞き、次はなりふり構わないと言われる。
その事をユキとアルに話し、礼次との最後の追いかけっこが始まった。
アルから手帳と研究所の屋上のカギを受け取り別れ、悠斗とユキは共に行動していた。
アルの方は一真が助けていた、一真は助けたい人がいて、それに関してアルと契約する。
悠斗たちはアルの手帳に書いてあった逃亡先を巡り、最後には研究所の屋上に辿りついた。
しかしそこで待ち伏せていた礼次の手によってユキはダウン、悠斗も重傷に。
それでも何とか礼次を撃破、しかしその結果、より怪我を負った悠斗はダウン。
しかし何とか目を覚ましたユキ、それと連絡を受けてきた真央と心音達のお陰で助かる。
それから数か月後、悠斗に輸血したユキはナノマシンと共に驚異的な回復力を失っていた。
代わりにナノマシンを手に入れた悠斗は助かり、そして回復力を手に入れていた。
礼次も再起不能かつ逮捕され安全に、それから皆は平和に過ごしていくのだった。
◎登場人物紹介&短縮版
・浦部 圭介:温羅と呼ばれる怪盗、嘘が付けない性格
・吉備津宮 灯:桃太郎の子孫で武道を嗜む奥手な少女、うっかり侍
⇒険悪だった母との関係を治すが母は倒れて生命の危機に、温羅が秘宝で治す。
でも重要な物だったので島を出る事に、でも灯が実家を変えて無事に再会。
・坂上 加奈:金太郎の子孫で鈴鹿と呼ばれる人格と共存してる、恥ずかしがり屋のむっつり
⇒加奈と付き合う事になり、鈴鹿とも仲良くなり付き合う事にもなった。
でもその事で問題発生、鈴鹿が消える事で解決し、その後鈴鹿を圭介と加奈が救った。
・住吉 暮葉:一寸法師の子孫で偽温羅の正体、口は悪いが律儀
⇒偽温羅として父を助ける為に秘宝を狙っていたが圭介の説得で改心。
秘宝に意識を乗っ取られるが無事助かり、それが理由で一度は別れるも無事再会。
・西園寺 乙女:乙姫の子孫でナイスバディな先輩、結構お茶目な性格
⇒実は宇宙人の娘、その事を隠す為に島の皆から乙女の記憶が消される。
しかし思い出した圭介は乙女のいる宇宙船まで救いに行って、無事に連れ帰る。
◎共通
美夜島にやって来た浦部圭介(圭介)と浦部葵(葵)の兄妹、実は圭介は怪盗であった。
温羅と呼ばれる怪盗の圭介は不思議な力を持つ道具、秘宝を回収するのが使命。
曾祖父が初代であり、祖父であり2代目の悪路から引き継いだ3代目が圭介であった。
しかし今回、美夜島にて温羅を騙る予告状が届いたので偽物の捕縛が目的だった。
初日に温羅がやって来た事を周囲に知らしめた翌日、学園に登校する圭介たち。
その途中で吉備津宮灯(灯)、坂上加奈(加奈)、坂上熊吉(熊吉)と出会う。
3人とはクラスも同じになり放課後、担任の西園寺玉彦からとある委員会の募集を聞く。
遺跡管理委員会、内容はちょっとしたボランティアらしく3人ともう1人がいるらしい。
という事で誘われたので入る事に、しかしその前に葵を呼びに行く事にした圭介。
その途中で西園寺乙女(乙女)と出会う、葵の入った水泳部の部長であった。
吉備津宮、坂上、西園寺は御三家と呼ばれる秘宝を守る一族だが温羅とは険悪な関係だった。
過去の因縁と秘宝に対する考えの違いが原因だった、不毛ではあるが仕方ない事でもあった。
乙女は委員会の会長でもあるというので一緒に向かう事になった。
水着から着替えてる葵達を待っている間、住吉暮葉(暮葉)と出会う、葵と同じクラスらしい。
圭介達が委員会に到着かした直後、暮葉が来て灯の話を聞いて委員会に入りに来たと言う。
翌日、委員会の活動で灯と仲良くなった後に偽温羅から予告状が出された事を知る。
放課後は加奈と委員会活動で仲良くなる、その後は灯と暮葉のバイトする喫茶店へ。
何事かと思うと圭介と葵、それに暮葉への歓迎会だった、葵は乙女に連れられて来ていた。
歓迎会後、バイトなので残って片付けをする暮葉を手伝っていると店の茶釜が動き出す。
チャガアーマーと名乗った茶釜の秘宝は暴走、下着を回収と言って暮葉の下着を盗み逃走。
追いかける圭介はパジャマパーティーをしようとしていた灯と乙女と葵と合流。
圭介から話を聞いた灯はチャガアーマーを追い、葵は圭介の指示で灯の方へ。
圭介も追いかけようとするが、乙女がいつの間にか現れた偽温羅に刃を向けられていた。
身動きとれない圭介、偽温羅達が逃げた後に昼間とは雰囲気の違う加奈が登場。
加奈は偽温羅を追い配下の忍者と共に偽温羅を追い詰める、そこに圭介も温羅として追いつく。
偽温羅は温羅に櫛を見せ覚えがないかと聞くが見覚えがない、ならばと乙女に刃を向ける。
そこに灯とチャガアーマーが現れて乙女の下着、それと一緒にペンダントも持っていく。
偽温羅の目的はそのペンダントでありチャガアーマーを追い、温羅達も追いかける。
そして葵の協力もあり無事にチャガアーマーを捕獲、だが偽温羅には逃げられてしまう。
翌日、圭介と葵は今回の事に関わった事で一般人の立場で秘宝の話と御三家の事を聞く。
さらに加奈が有事の際に変わるもう1つの人格である鈴鹿についても聞く(加奈√以外
そして御三家が昔に退治した鬼の一族、土蜘蛛について聞き、偽温羅が土蜘蛛ではと推測。
その後はこれからの方針についての話になって、
◎吉備津宮灯
灯は本家から自宅待機を命じられるが怒って関係無いと言って、偽温羅探しをする。
頭に血の昇った灯が心配で圭介は追いかけようとするが、その前に加奈に引き留められる。
そして加奈から他言無用で灯についての話を聞く、実は灯は父を亡くしていた。
その原因となったのが土蜘蛛との争い、なので土蜘蛛かもしれない偽温羅から。
そして圭介には言っても止まらない灯の傍にいて欲しいと加奈は言う。
御三家の人間は任務があって灯の傍にいれないので、灯と仲が良く自由な圭介に頼むと言う。
そしてうっかりな灯のフォローも頼まれ、偽温羅探しも出来るので了承する圭介。
という事で灯の元へ行くが灯は土蜘蛛との戦いで誰かが傷つくのは嫌だと拒否。
が、それで引いては意味がないので無理矢理ついていくも初日は了承を得られず。
それkら1週間、パトロールに関しては駄目だが灯との仲は深まる。
しかしそんな時に実家との関係を断ちたい灯とに対して意見して怒らせてしまう。
その場にいた加奈は御三家である灯を叱ってくれて嬉しいから今後もしてくれと言われる。
という事で灯を追いかけるが怒り継続中、とはいえ何とかついて行く圭介。
その日は灯はバイト、そこで盗撮される灯を助けて関係は修復される。
翌日、昨日助けた事と加奈の説得もありついにパトロールについていく許可を貰う。
そしてパトロール中、何者かの視線に気付いた圭介はそれを灯に伝える。
しかし逃げられてしまい、視線にも気づけなかった灯は深く落ち込んでしまう。
そこで視線に気付いた圭介にその方法を聞き、圭介も教えてあげる事に。
それからパトロールの後に修行もする事になり、圭介と灯の距離が一層近づく。
そうして再び偽温羅と思しき視線を案じるがまたも逃げられてしまうが今回は灯も気づけた。
数日後、それ以上の進展はなく、そこで灯は隠された秘宝を見つけ出す事にする。
と言っても子供の頃の記憶を宛てにするので圭介と調べる事に。
しかし調べる時に偶然近くに暮葉もいて協力してくれる事になり3人で資料を探す。
そんな時、圭介は犬飼真紀(真紀)という女性と知り合いに、誰かに似ている気がする真紀。
真紀には学園に娘がいるらしく、誕生日を忘れたお詫びの贈り物を相談される。
そんな真紀に圭介は出会った時に見ていた物を推奨、真紀も買ってお揃いを提案。
後日、灯にその話をするが犬飼という人物は知らない模様、しかしあまりにも似ている2人。
その日もパトロールの予定だったが灯がバイト先の喫茶店に頼まれそちらに向かう事に。
圭介も一緒に向かって喫茶店にいると中を覗く真紀の姿が見えたのでそちらに向かう圭介。
そしてカマをかけ真紀が灯の母と判明、灯にバレない様に話があると言われる。
圭介はお節介ではあるが灯の為に、灯と真紀との仲直りを手伝う事にする。
翌日、秘宝探しは資料から足で探る所で、圭介と灯の2人で洞窟を調べる事に。
その前にそれとなく灯に真紀の事を聞いてみるがどうも実際の真紀と印象が違う。
それはともかく洞窟を探索しようとするが、背後から現れた偽温羅に灯が人質に取られる。
偽温羅は吉備津宮に伝わる秘宝、生命の桃を狙っているらしく、灯を探っていたらしい。
だが灯のうっかりで洞窟の罠が作動、偽温羅は逃げ出すも本を一冊落とす。
灯はそれを何とか回収、しかし罠の回避は出来ずに圭介と灯は何処かに落ちる。
そこは圭介たちが探していた秘宝の在処と思われる場所だが既に何もなかった。
その後、機会と思って再び真紀の事を聞いてみると、当主になってから変わった事を聞く。
灯の話の中の真紀はかなり酷い母だが実際に会った真紀はそうではないので理由を探る事に。
その後、救援として呼んだ葵たちの助けを借りて落ちた場所から脱出。
翌日、委員会の皆で偽温羅の落とした本が秘宝に関してのものだったので調べる事に。
さらに偽温羅が取り返しに来るかもしれないので一石二鳥であった。
そこで乙女が今がゴールデンウィークという事もあり合宿を提案、その日から始める事に。
その途中で周囲の言葉で圭介への好意に気付いた灯、そして3日目の夜に偶然圭介と2人きり。
その流れで2人はキス、その途中で偽温羅が現れ本を取り返そうとしてくる。
キスを見られて混乱する灯だったがすぐに冷静になり、本は取り返されるも皆を呼ぶ。
そして逃げた偽温羅を追う皆、圭介と葵は一度別れて温羅として偽温羅追跡に参加。
全員の協力もあり無事捕縛、そして偽温羅の正体が暮葉だと判明する。
土蜘蛛である事で興奮する灯、何も話そうとしない暮葉、そこで圭介が何とかする。
熊吉に変態行為させられると聞き流石の暮葉も事情を話す事にする。
秘宝を狙ったのは借金取りに連れられた父を助ける為、借金は病気がちな母の為と語る。
父の仇である土蜘蛛という事で暮葉を責める灯、しかし暮葉も反論する。
灯の父が死んだ戦いで土蜘蛛は壊滅、それから残党である暮葉の一家は逃亡生活。
その結果病弱な母は悪化し、助ける為に借金を背負ったが止む無く死亡。
父も借金取りへと連れ去られ、暮葉は辛いのが自分だけだと思うなと灯に言う。
そうして互いに泣いて叫び、暮葉も父と離れた事、父を殺したのが暮葉じゃない事、
そして泣いて冷静になった事で灯は暮葉に謝罪、暮葉も灯に謝罪する。
そうして暮葉は坂上家で働く事を条件に許す事に、こうして偽温羅騒動は解決。
という事で合宿は中断、帰宅した圭介と葵は悪路に偽温羅捕縛を伝える。
悪路はしばらく任務は無いので待機を命じ、もうしばらく島に残れる事になった。
それからは平和な学園生活を送りながら、圭介と灯は告白をして恋人になる。
しかし温羅と吉備津宮は対立関係、秘密にはしておけないので悪路に電話。
すると島にやって来た悪路、その後事実を確認した悪路にボコボコにされるが一応認められる。
色々と問題はあるがまずは灯と真紀を仲直りさせる事に、その事で一度実家に行く事に。
圭介もついて行くが当主としての真紀は実際に灯の話した通りに厳しい人だった。
しかし三賢人と呼ばれるご意見番が出てきてから様子のおかしくなる真紀。
何か事情があると思った圭介は加奈に頼み1人で真紀に会いに行き、そこで話しを聞く。
吉備津宮は世襲制で本来なら幼い灯が当主になるが、それは自由を完全に失う事。
なので真紀が代わりに当主に、しかし三賢人は灯の教育方針にまで口を出してきた。
三賢人はこの島で最も偉い存在で逆らえばどうなるかわからず、仕方なく従う。
そうして真紀は当主代行をこなしてきたが、才能の無い真紀は体力が限界に近づいていた。
帰宅後、真紀から受け取った誕生日の贈り物とともにその事を灯に伝える。
信じられなかった灯だが圭介の言葉という事もあり一度、真紀と話す事にする。
しかし翌日、真紀が倒れたと学園で玉彦から聞き、急いで真紀の元へ向かう。
吉備津宮の屋敷にいた真紀に会うが真紀は急いで帰る様に言う、そこに忍者がやって来る。
忍者は真紀は限界なので灯に当主を継がせると言うと、真紀は逃げろと言う。
真紀の真剣さに圭介と灯は吉備津宮家から後から来た加奈の助けも借りて逃げ出す。
坂上家に避難後、現状について話し合い、灯は吉備津宮を変える事を決意する。
そして皆で三賢人に会いに行く事に、そこで会った三賢人は3つの玉であった。
三賢人の正体は秘宝であり、さるお方から地上に遣わされてからずっとサポートしてきたと。
機械的な秘宝は灯の意志を無視して当主を継ぐように言うだけ、その時真紀の様子が急変。
圭介は生命の桃での治療を提案するが三賢人は当然却下、なので真紀の元へ向かう事に。
灯は真紀に謝罪して仲直り、しかし真紀の身体は限界ですぐに面会謝絶状態に。
生命の桃を使うしかない、しかし灯は父がそうだった様に秘宝に頼れない性格だった。
なので圭介は灯たちの為にも島での全てを捨てる事になったとしても温羅として盗む事に。
そうして圭介の状態で情報を集めて、葵と協力して温羅として生命の桃を盗みに。
最後に灯から真紀を救いたいという思いを聞いて、温羅は生命の桃を盗み出す。
その後、灯と真紀が2人でいる所に生命の桃を届ける、ただの桃だと言って。
灯は気付いていた、温羅は圭介では無いかと、しかし温羅は何も言わずに去って行った。
翌日、島を出ようとする圭介と葵の前に灯がやって来る、そしてこれからを話す。
いつか吉備津宮を変えて温羅を迎え入れると、圭介たちは島を離れた。
それから数か月後、灯は吉備津宮を変えて、温羅は正体を明かして灯に捕まるのだった。
◎坂上加奈
圭介達は加奈が共に行動するという事になり放課後、圭介は加奈とパトロールする事に。
そして何故か最後は銭湯に、そこで暴走する熊吉を目の色の変わった加奈が攻撃。
何事かと思うと鏡に金眼の加奈が写り、金眼の加奈は鈴鹿と名乗った。
加奈曰く、鈴鹿は坂上の初代党首でその魂が加奈に宿っており、有事の際に入れ替わるらしい。
加奈の怪力は鈴鹿の魂に備わった力らしく、使うと疲労するとの事。
今回圭介が共に参加する事を決めたのも鈴鹿で、加奈のパートナーとして期待しているとか。
実際、共に遺跡好きな点もあり、加奈は圭介に対して一定以上の好意を抱いていた。
圭介も加奈に対してそれなりに好意を抱いており、2人は仲良く行動。
そんな2人を見て周囲も何となく関係を察し、鈴鹿にもからかわれる日々。
ある日鈴鹿から加奈が圭介に対して好意を持っている事を教えられて悩む圭介。
確かに加奈の事は好きだが恋愛までいくのか、それと温羅と坂上家の関係もあるから。
だが加奈の、どの様な好きかわからないが一緒にいたい、という言葉に了承する圭介。
一方で偽温羅に対しての進展はなく、圭介発案の秘宝を囮にした作戦をする事に。
金の鉞、坂上家に伝わる秘宝を間近の加奈の誕生日にお披露目するという名目で誘う事に。
ちなみに秘宝は殆どの人が知らないので偽物を使用するとの事。
そして誕生日の日、遺跡などが好きな加奈の為に圭介は自作の遺跡のミニチュアを用意。
しかし熊吉が先に職人に造ってもらった同じミニチュアを出してしまう、
その出来を見て自信を無くした圭介は忘れたと嘘をつき、体調を崩してしまう。
圭介は嘘をつくと体調を崩す体質だった、そして体調を理由に逃げ出してしまう。
その後に戻るが気まずい状態、その後1人になった圭介はやはり本当の事を告げる事にする。
そして加奈の元へ、そして謝罪しながらプレゼントを贈ると加奈は喜んでくれた。
そこに偽温羅襲撃の報告が、加奈は鈴鹿に意識を渡し、圭介には待機しておくように告げる。
圭介も温羅として行動、用意されていた偽の鉞、チェーンソーの元に向かう。
そこにいたのは暮葉、暮葉こそが偽温羅の正体であった、そして偽の鉞を手に逃げ出す暮葉。
追いかける温羅は鈴鹿と合流、そして協力して暮葉を捕縛する事に成功する。
立ち去ろうとする温羅だが鈴鹿に誘われる、どうも初代温羅の事を知っているらしい。
そして近づくと鈴鹿にキス、そのタイミングで加奈に意識を変えられ、加奈に殴られる。
騒ぎを聞いて灯達がやって来たので逃走する温羅、そして圭介として暮葉の元へ。
黙っていた暮葉だが熊吉に舐められそうになり薄情、偽温羅をしていた理由を話す事に。
秘宝を狙ったのは借金取りに連れられた父を助ける為、借金は病気がちな母の為にした。
温羅を名乗ったのは操作を攪乱する為、土蜘蛛は再興させる気は無いと答える暮葉。
そんな暮葉を葵は許して欲しいといい、加奈や乙女達も監視は付くが許してくれるとの事。
こうして偽温羅は解決、しかし加奈にキスした事で前以上に恨まれる温羅。
それからしばらくして、圭介は偽温羅の事を悪路に報告、これからに関して聞く。
悪路はこんなに早く終わるとは思っていなかったので好きにしろと言い、圭介は島に残る事に。
鈴鹿に関して聞くと、初代と追う追われるの関係だが仲が良かったと聞く。
一方で委員会では加奈のキスを奪った相手の温羅の捕縛に付いて話されていた。
しかも鈴鹿も温羅を楽しませてくれる相手として狙っていて気が休まらない圭介。
そんなある日、加奈が夜更かしをした為に鈴鹿が代わりに登校していた。
実は鈴鹿は圭介が温羅だと思っており、その事を加奈に話し、故に加奈は眠れなかった。
そんなある日、加奈とデートする事になった圭介、途中色々あるも最後は公園へ。
そこで急に大胆にも迫って来る加奈、驚く圭介に加奈は頬の絆創膏を取る。
その下にあったのは偽温羅との戦いで付いた傷、加奈は圭介が温羅だと言う。
実は今日デートしていたのはコンタクトを使い瞳の色を誤魔化していた鈴鹿だった。
加奈も初めてのキスの相手が温羅ではなく圭介であると思いたかったので協力したとの事。
どうするかと聞く圭介に加奈も鈴鹿も事実を他に告げる気は無いと言う。
そして先ほどの言葉もあり圭介は告白、しかし自分に自信が無い加奈は少し待ってくれと言う。
それから鈴鹿のアドバイスで積極的な加奈、圭介は鈴鹿に言われて焦らなくてもいいと言う。
しかし加奈は本当に嫌ならしないと怒り、そんな加奈に圭介は告白。
加奈もそれを聞いてついに好きという思いをちゃんと圭介に伝えてキス、2人は恋人になった。
ある日、加奈と付き合っていく為にも加奈の身体にいる鈴鹿の事を聞いておく事に。
鈴鹿は昔、土蜘蛛との戦いに敗れるも死ぬ前に金の鉞の肉体と魂を分離する力を使用。
そうして鈴鹿は魂だけの存在になり、代々の当主に宿って土蜘蛛を葬って来た。
その姿は悪鬼羅刹、伝承ではそうなっているらしいが信じられない圭介、加奈も信じていない。
そして歴代当主達も伝承しか知らない人に今の鈴鹿の姿を知ってもらいたいと思っていた。
加奈とイチャイチャしていたある日、加奈の意識が眠っている時に鈴鹿から昔の話を聞く。
加奈は昔、灯ぐらいしか友達がいない笑わない子だったが今では恋人まで出来た。
土蜘蛛との戦いも終わり、自分の助けはもういらないからと消えようとする鈴鹿。
圭介は何とか説得して思いとどまらせようとしながら、何故自分に話したのか疑問に思う。
似ているからとか未練だからとか答え消えようとする鈴鹿に圭介は再度説得。
加奈が助かったなら鈴鹿が助かるべきだと、鈴鹿は本当は引き留めて欲しいのだと。
それに目覚めていた加奈も同意、これから楽しむべきだと言う2人に鈴鹿も消えるのは止める。
という事で鈴鹿を楽しませるという事でデートしたりして鈴鹿の事を知っていく圭介。
意外と寂しがり屋な所もある鈴鹿、しかし加奈の事もあるので鈴鹿だけを見れはしない。
そして勘違いしている葵の言葉を聞いて加奈と鈴鹿の2人と付き合う事に決める。
その事を加奈と鈴鹿に言うと、2人もそういうのも悪くないと思っていたと了承。
それから加奈と鈴鹿とイチャイチャするが、ある日熊吉には鈴鹿との付き合いを反対される。
熊吉はいつも被っている熊のぬいぐるみを脱いで、鈴鹿への忠誠を捨て加奈の兄として。
何故そこまでと思った圭介、しかしそこで最近加奈が表に出ていない事に気付く。
そんな時に特に何もしていないのに加奈の意識が沈み、鈴鹿の意識が表に出て来る。
その事を鈴鹿は困惑、その直後に鈴鹿も倒れてしまい急いで鈴鹿を保健室へ。
その後、熊吉に呼ばれて委員会室へと集まる圭介達、そこで現状に関して聞く。
加奈と鈴鹿、1つの身体に2つの魂が存在している事は普通は大きな負担である。
本来なら有事の際にしか出てこないのでそこまでだが、今は圭介と付き合い始めた。
そして圭介に惹かれた鈴鹿は加奈を抑え込んでまで会いたいと願ってしまった。
このままでは加奈は消える、そう言って鈴鹿を認めない熊吉を何とか説得しようとする圭介。
しかし暮葉から保健室で眠っていた鈴鹿が逃走したとの報告が入る。
熊吉は忍者たちに指示して圭介を寮の部屋に閉じ込め、鈴鹿を捕まえに行く。
いざとなれば温羅の力で逃げ出せるが、それは付き合っている加奈の立場を悪くする。
どうしようか悩む圭介の元に小温羅こと、葵がやって来て加奈の手紙を渡してくれる。
保健室で目覚めた時に書いたらしく、それを呼んだ圭介は温羅として部屋を抜け出す。
加奈と鈴鹿は暮葉の用意した部屋にいた、そして加奈は消えかけていた。
それを止めようとする鈴鹿だが、加奈は手紙に鈴鹿と仲良くする様に書いたと言う。
加奈も鈴鹿の気持ちを知っていたから、鈴鹿はそんな加奈を目覚めさせる為に消えようとする。
一方で熊吉と灯は遺跡の地下、金の鉞のある場所へ来て、熊吉は金の鉞を回収した。
熊吉は金の鉞を使い鈴鹿の魂を切り離して消そうとしていた、ただ加奈の兄として。
秘宝の私欲で使おうとする熊吉を止めようとする灯、そこに温羅が現れる。
そこで温羅は加奈と鈴鹿を救う為に金の鉞を盗むと言い、加奈の手紙を灯に渡す。
鈴鹿に自分の身体を渡す、その内容を知った熊吉は何故と絶叫するが分かっていた。
加奈はそういう子だから、それでも熊吉は止まろうとせず、温羅には関係ないと言う。
そこで温羅は仮面を外して素顔、圭介である事を明かし、驚く灯に熊吉。
圭介は加奈と鈴鹿を救いたい、熊吉は加奈を救いたい、対立した2人の戦いが始まる。
元々の技量、それと灯も熊吉を止めようとしていた事もあり熊吉を追い詰める。
ついに決着という場面に乙女から事情を聞いた加奈が現れる。
鈴鹿は自らを気絶させる事で加奈を表に出し、そして自分は深い眠りについて反応しないとか。
加奈の説得に熊吉も金の鉞の使用をやめ、そこにいた4人は今後について考える。
その時、鈴鹿が金の鉞を使用、実は先ほどまで会話していたのは加奈の振りした鈴鹿だった。
自分の力でどうしようも出来ない鈴鹿は金の鉞を使い、自分を切り離す事を選んだ。
そうして圭介達に加奈を託して消えようとする鈴鹿に、圭介は諦めないと言う。
いつか鈴鹿も救える秘宝を見つけてみせると、それなら待っていると言う鈴鹿。
そしてその時にそれまであった事を話してくれと、そうして再会を約束して鈴鹿は消えた。
それから、温羅としての正体はバレたが坂上家の婿になる事と灯と乙女の説得もあり、
無事に終え、悪路も坂上の忍びとして秘宝を守れと背中を押してくれた。
そして月日は流れて結婚披露宴、夫婦になった2人はもう1人の嫁を迎えに行くのだった。
それからそうして2人はついにその為の秘宝を見つけて再会するのだった。
◎住吉暮葉
情報を探る為に協力しようとするが情報収集だけを頼まれてしまい、情報を探れなさそう。
そして偽温羅捜索の為に委員会は無し、圭介としては御三家との関わりが欲しいところ。
という事で偽温羅に関しての情報を集めるがイマイチ、その途中で落とし物を発見。
よく見れば暮葉が持っていた物なので届ける事に、そこで偽温羅の衣装に着替える暮葉が。
それに気付いた暮葉に気絶させられ拘束される圭介、暮葉こそ偽温羅の正体であった。
圭介は上手く話して暮葉に協力する方向に、暮葉もそれならと昔の話を聞く。
暮葉は土蜘蛛の生き残りで、とある事情から借金をして、父親は何故か失踪。
しかし3年前から手紙が届き、その内容と時期から温羅こそが自分の父ではないかと思う。
そこで偽温羅として活動し、温羅に母の形見の櫛を見せたが無反応の為に父ではないと分かる。
しかし借金を返す為に秘宝を探して売るのが目的らしい暮葉、圭介も協力する事に。
土蜘蛛の復活を望んでいる訳では無いし、借金の理由や暮葉の事も気になるからだ。
その為に暮葉の傍にいる為に暮葉と恋人関係を偽る事になった圭介。
ちなみに皆に言う時は嘘は言ってないが誤解される様な言い方でやり過ごす。
それはそれとして、暮葉が次に狙う秘宝は打ち出の小槌と呼ばれる秘宝であった。
暮葉は秘宝に関する古文書を持っているから知っているが御三家は知らないと踏んでだ。
それから偽恋人を振る舞いながら小槌を探すある日、暮葉の所に土蜘蛛のカードが。
そこには古文書のページが書かれており、そこに小槌の詳しい情報が載っていた。
怪しいと思う圭介だが暮葉は古文書の事を知る父からのメッセージだと思い信じる。
引き留めようとする圭介を縛り1人目当ての場所に向かう暮葉。
圭介もすぐに拘束から脱出、用意していた温羅の服に着替えて、暮葉の向かった場所へ。
向かった場所で偽温羅と坂上家の忍者の頭領が対峙、そこに割り込む温羅。
温羅は偽温羅を説得、頭領も坂上家へと誘ってくれるが偽温羅は断る。
土蜘蛛のカードでヒントをくれたという事は土蜘蛛の再興を望んでいると考えて。
その後、頭領から逃走、暮葉は小槌を狙う事は諦めないが少し意識が変わっていく。
そして今度は在処の場所の近くがデートスポットという事でより恋人らしく振る舞う事に。
デートしている振りをしながら小槌の在処を探す為に、そうして数日過ごす。
そしてついに目当ての場所で、そこで陽炎らしきものが発生し暮葉が体調を崩す。
すぐに陽炎は消え暮葉も回復するも小槌の在処だと推測、後は呼び出すだけだった。
小槌は特定の儀式で現れると古文書にあったが、その儀式と忍者達が問題であった。
ある日、暮葉が学園にて嫌がらせを受けている事を知る、しかし暮葉は他人を頼らない。
だが熱心な圭介についに話す暮葉、嫌がらせの首謀者は太宰相子(相子)。
暮葉と同じ学校の出身で暮葉に嫌がらせをしていたらしいが暮葉の転校で一時は終わる。
しかし最近、別のクラスで気づかなかったが偶然にも再会したで嫌がらせも再開したらしい。
やり返さないのは父の言いつけで素人に力を使わない様に言われていたかららしい。
それでほっておけという暮葉だが圭介はそんな事出来ないと止めさせる事に。
そして葵とも協力して無事に嫌がらせを止めさせる、その後暮葉の母に関して聞く。
暮葉の母は病弱で、土蜘蛛が争いに負けてからの生活に身体が耐えきれずに悪化。
そして暮葉母を救う為に暮葉父は借金、しかし暮葉母は死に暮葉父は失踪したと言う。
それはそれとして、イジメから助けた事もあり暮葉と仲はさらに進展、圭介も好きになる。
なのでアプローチをかけていたある日、暮葉と葵が話しているのを覗き見てしまう。
葵は暮葉と圭介の関係が偽物だと気づいたが圭介の好意は本物だと言う。
最後に圭介のいる方向を見て葵が去った後、暮葉と事故で接触、そのまま襲いそうになる。
しかし何とか暮葉の声で正気に戻った圭介、それから暮葉と口を聞くのを避ける。
でも暮葉の女子として観てくれて嬉しいという言葉もあり関係は修復、告白もする。
だけど暮葉は小槌を追いかけるかどうか、その答えが出るまで待って欲しいと言う。
小槌については何処かに小槌の元の持ち主、大獄丸の子孫の暮葉の血が必要と判明。
そして週末のデートの最後、暮葉は小槌を手に入れる事を選ぶ、圭介と別れてでも。
坂上家の忍者たちの中に土蜘蛛の生き残りが潜入しており、それと協力するらしい。
止めようとする圭介、しかし土蜘蛛は暮葉の正体をバラすと脅しているらしい。
それなら圭介は自分が温羅である事を明かそうとするが、圭介は背後から襲われる。
気が付くと目の前には頭領が、圭介は土蜘蛛の毒にやられて捕まっていたらしい。
それを事態を把握している頭領が助けてくれたとの事、後は暮葉を助けるのみだった。
圭介が温羅である事まで知っていた頭領から温羅の装備を受け取り、暮葉の元へ向かう。
実は頭領の正体は住吉須久那(須久那)、暮葉の父で圭介を監視していたらしい。
娘の恋人の正体を探って知り、途中で葵とも合流して3人で暮葉のいる場所へ。
そこで土蜘蛛は暮葉に小槌を見つけ出させて、それを暮葉に使わせていた。
そして無事に暮葉を救い出し、小槌は壊し、坂上家の忍者と捕えた土蜘蛛は須久那に任せる。
その後、暮葉に温羅である事を明かした圭介、小槌に関して終わったので2人は恋人に。
翌日、坂上家に向かい処罰を受ける暮葉、その内容は坂上家の忍者になる事だった。
そして暮葉は須久那と再会、そこで須久那の事情を聞く事になった圭介と暮葉。
須久那は借金返済の為に裏家業に手を出して坂上家の御用に、そして坂上家の忍者に。
その代わりに過去を捨て去る事が条件だった、しかし須久那は暮葉の事が気がかりだった。
そこで温羅を追う立場なので、暮葉が温羅を追う様に自分が温羅の様に思われる写真を送った。
思惑通りに暮葉は須久那を温羅と思いやって来て、そして温羅もやって来た。
そして加奈の配慮で暮葉と須久那は親子として過ごせる様になった。
圭介も今回の事を悪路に報告、悪路は島に残る事も暮葉との付き合いも認めてくれた。
そんな時、暮葉とのデート中に委員会の皆と会う、その時に暮葉が少し体調を崩す。
加奈と乙女は何やら思い当るモノがあるらしいが確信が無いらしく話してくれない。
そんな時、Hしている時に葵が圭介を想って自慰してる場面に鉢合わせ。
圭介は自分達がしているのを見たからだと思うが、暮葉は葵が圭介を好きなのだと思う。
それから暮葉と葵が気まずい関係に、それに何だか暮葉が危うい感じになってきた
そこで委員会の皆に話を聞きに行くと、加奈は暮葉が壊したはずの小槌を持っていると推測。
小槌は所謂ナノマシンの集合体で、そのナノマシンを使って望みの物を生み出す秘宝。
そしてナノマシンは契約者、現在は暮葉の内に侵入してその人物の望むモノを生み出す。
使わなければ体外に排出される、だが現状がそうでない事を物語っていたのだった。
暮葉が望んで使っているとは思わない圭介、玉彦は半日の猶予を過ぎたら暮葉を捕えると言う。
その間に圭介と葵は暮葉の元へ、残りの皆は小槌を体外へと出す方法を調べる事にする。
圭介が暮葉に小槌の事を聞くが知らない模様、しかし葵が無意識に使っている可能性を告げる。
そしてその可能性であるモノを追及していると急に暮葉の様子がおかしくなる。
そして暮葉は小槌に意識を乗っ取られ、そして不意をつかれて葵が怪我を負う。
一時的に意識が元に戻った暮葉は混乱して逃走、圭介は急いで葵を病院に、葵は無事だった。
その後、葵に見送られて暮葉がいそうな場所へ、そこにいたのは須久那だけだった。
須久那は吉備津宮家から暮葉の殺害を命じられた、それが小槌を封印する方法だからと。
そして圭介に引き返すなら今だと言う、その時は自分が是が非でも暮葉を救うから。
しかし引き下がれない圭介と須久那の戦いは捨て身の攻撃で圭介の勝利となる。
須久那に頼まれた圭介は暮葉を探し、そして全てを終わらす為に自害しようとする暮葉を発見。
それを何とか救った後に圭介、それと後かた友達を助けに来たという委員会の皆、
その皆の説得もあり暮葉は小槌を拒絶し、暮葉の中から小槌は消え去った。
その後、暮葉は小槌を使って暴走した罪で吉備津宮での実質的な禁固刑になった。
本来ならもっと重いがそこは皆が色々やってくれたらしい、そして別れの時。
そこに葵がやって来て暮葉と葵は仲直り、そして再会を約束して暮葉と別れる。
それから、暮葉は1年で帰って来た後に学生をやり直して葵の1年遅れで学園を卒業。
そして暮葉のお腹の中には圭介との新たな命が宿っていたのだった。
◎西園寺乙女(上記3人クリア後、最初から
偽温羅を追って島にやって来た温羅である圭介とその妹の葵、灯と劇的な出会いをして、
加奈や忍者と楽しく話し、暮葉に変態扱いされ、乙女とも水泳部で笑い合い、
そして始まった偽温羅騒動に正体を隠して操作に協力する事になった圭介と葵。
そんなある時、偽温羅が乙女のペンダントを桃源郷の鍵だと言って盗み出す。
翌日、ペンダントは離れて暮らす乙女の母からいただいた形見の様な者で秘宝ではないと聞く。
そして昨日の偽温羅との騒動で圭介が乙女を助ける為に奮闘した為にお世話したいと言う乙女。
といはいえ温羅の正体がバレたら困るので断るが乙女は積極的にアプローチ。
そして乙女の一緒にいたいと言う想いを聞いて圭介も乙女と一緒にいる事にする。
それからしばらくして、灯が吉備津宮家の資料を閲覧する許可を手に入れたので調べる事に。
しかし桃源郷の鍵については見当たらず、暮葉の意見で鍵に対応する扉に関して調べる。
だがそちらも見当たらない、それはそれとして過去の土蜘蛛と御三家との争いの話になる。
土蜘蛛は隠密活動が主なのに表立って起こした争い、その理由に秘宝が関わっているのではと。
数日後、暮葉の読み通り、土蜘蛛が事を起こしたのは強力な秘宝を手に入れたからと判明。
それからしばらくして、坂上家にいた土蜘蛛のスパイが行動を起こしたと報告が。
それに様子のおかしい玉彦が乙女を寮へと連れ帰り、圭介は何事かと思い追いかける事に。
追いつけなかったが玉彦を発見、追っていると玉彦と悪路が何やら話しているので盗み聞き。
しかしその事を悪路に気付かれてしまう、悪路曰く浦部家と西園寺家は昔から交流があった。
そして悪路は立場上、圭介の敵となる事だけを告げて去って行き、その後圭介は乙女の元へ。
そこで乙女に悪路の事を聞く、西園寺家は温羅とは影ながらの協力体制にあると聞く。
乙女も圭介の正体を知っていた、そして乙女が寮へと戻された理由に関しても聞く。
今回捕まったスパイはある古文書の写しをもっており、そこに桃源郷の鍵に対応する扉、
その情報があり、偽温羅が所持していると思われる古文書には扉の特徴が載っている。
2つがあれば扉の元へは行ける、しかし鍵は無いので西園寺家を狙うかもしれないからだ。
そして圭介は乙女に頼まれて寮から連れ出す、そして委員会の皆を扉のある場所へと呼ぶ。
そこで圭介は乙女に扮した偽温羅にやられ、気が付くと似たような方法で捕まった乙女が。
薬で動けない圭介を人質に偽温羅は乙女に本物の桃源郷の鍵を要求する。
しかし乙女は扉の先に秘宝が無ければ解放するのかと偽温羅に問い、偽温羅は首を縦に振る。
それならと乙女は扉の前まで偽温羅を連れていく、そこにあったのは謎の鏡だった。
乙女の声に反応して鏡の中に近未来的な何処かが写る、しかし偽温羅に扉の防衛機構が発動。
その隙を突いて偽温羅から解毒薬を奪って回復した圭介は乙女を連れて急いで逃走。
その途中でペンダントを求めて偽温羅ともみ合いになり、防衛機構の海水に巻き込まれる。
そこで昔の事を夢見る、気が付くと乙女に助けられた圭介は島に流れ着いていた。
そこは夢で見た場所で、そこには初恋の少女と約束をした場所でもあった。
初恋の少女である乙女は覚えていた、そして圭介は乙女に告白して恋人になる。
帰還後、偽温羅の正体が暮葉と判明、暮葉は坂上家で働く事を理由に許される事になった。
そして玉彦からは桃源郷の扉に関して秘密にする様に言われ、それから乙女とイチャイチャ。
乙女から学園卒業後は母のいる遠くへ行くと言われるが必ず自分もそこへ行くと言う圭介。
乙女も圭介と一緒にいる為に母と玉彦に話そうと決意、そんなある日写真の話になる。
西園寺家は写真等を嫌うらしくアルバムが無いので乙女の為にアルバムを作ろうとする。
そんな時、乙女の顔を忘れる人物が大量に現れだす、秘宝が使われたのではと考える。
委員会の皆でその事を話していると坂上家の研修から暮葉が帰って来た。
しかし暮葉は乙女を覚えておらず、連れて来た頭領も同じく、そして灯に伝言が。
三賢人から実家に戻れという命令に仕方なく帰宅、加奈もそれについて行く事に。
圭介は乙女を探しに行こうとすると、島中に謎の濃い霧が漂っていた。
そんな時に乙女に呼び出される圭介、そこで乙女から今起こっている事態に関して聞く。
偽温羅騒動の時の扉の防衛機構、タマテバコが桃源郷の扉に関する記憶を消していた。
それは桃源郷に関わるもの、桃源郷の王族である乙女の事も含まれていた。
扉の奥にある航宙船リュグドラシル、そこが乙女の故郷であると言う。
気が付くと圭介は寮のベッドで葵に起こされる、そしていつの間にか1年が経った。
しかし圭介は常に物足りなさを感じていた、そんな時に委員会の皆で掃除をする事に。
その途中で謎のアルバムを見つけ、その中に写っていたのは圭介と見知らぬ誰か。
そして圭介は乙女の事を全てを思い出した、そしてそれを見た鈴鹿が全てを語る事に。
『鬼御子』昔島を統べていた王様の温羅と桃源郷の女王の乙姫という男女がいた。
桃源郷は空飛ぶ船でそれが落下して怪我した乙姫を助けたのが温羅だった。
そして2人は恋仲になり、乙姫は温羅の為に秘宝を使って島の人々を助けて行く。
地上には過ぎたる力だった秘宝、なので封印する事を決めた乙姫。
しかし部下の大獄丸が叛旗を翻して乙姫を人質に取り、その戦いで鈴鹿は身体を失う。
そして島にやって来た吉備津宮の祖先達と共に大獄丸を倒して乙姫を救出。
その後、乙姫は秘宝と桃源郷を海の底へと沈め、乙姫と温羅は桃源郷と共にする。
そしてその桃源郷と地上を繋ぐ唯一の道が桃源郷の扉であった。
そこまで話し、鈴鹿は自分を含む御三家が圭介を止める立場にある事を伝える。
それでも圭介は助けに行く事を選ぶ、しかし桃源郷の扉には乙姫の血が必要だった。
だが鈴鹿は圭介と葵がその血を引いているという、悪路は乙姫と温羅の子供であった。
そして乙女は圭介たちにとって大叔母に当たる人物と聞き、驚く葵。
桃源郷は時間の流れが違う為、この様な事態になったのだった。
そして正体を明かした圭介たちは委員会の皆で桃源郷の扉へと向かう。
そこにいたのは玉彦と悪路、圭介は皆と協力して2人を突破して桃源郷の扉の先へ。
その途中で『鬼御子』の隠されていた部分を見る圭介。
大獄丸を倒して後、乙姫と温羅も鬼扱いされて地上から追い出されたという事実。
気が付くと圭介の前に乙姫がいた、どうも既に3日は過ぎたという事を知る、
そして乙姫、航宙船リュグドラシルの館長で宇宙人のオートゥムと話す事に。
乙女を連れ帰るという圭介、そして乙女と再会するが乙女は帰れないと言う。
何故と思う圭介に乙姫が事情を説明、実は航宙船リュグドラシルは落下の際に故障。
もう宇宙に帰る事は出来ず、地上は昔の出来事もある為に行きたくはない。
なので事情を知った圭介を地上に帰さないという乙姫、乙女との交際も認めると。
それでも圭介は乙女と共に地上に帰る事を選び、乙女も圭介と共に行く事に。
しかし地上に繋がる扉を乙姫は封鎖する、しかし乙女は自分の力で切り開くと決意。
圭介と乙女の2人では乙姫の力に敵わない、だが2人の仲間はそれだけじゃなかった。
何故か開いた扉、その向こうから葵と悪路の声が、4人の力で乙姫の力を上回ったのだった。
そしてこちらにやって来た悪路に後を任して圭介達は地上へ戻る。
地上に戻った圭介達の前には葵、そして葵たちを手助けしてくれた玉彦もいた。
そして扉から出た圭介達を待っていたのは委員会の皆だけではなく島中の皆。
地上では1年が過ぎており、その間葵たちは乙女の痕跡を探し続けて、
そうした人達に声を掛け、乙女と仲良くなりたい皆が花見の準備をしていた。
そして圭介と乙女は、ずっと一緒にいる事を誓いあうのだった。
それからの事、灯は島と内地を行き来しながら勉学し、家を継いで母を安心させる為努力。
加奈と鈴鹿は熊吉と一緒に平和になった島で遺跡の保護に努め、学者を目指す。
鈴鹿は無事に父と再会、坂上家で働き、求めていた温かな居場所を手に入れた。
乙姫はそろそろ地上と交流しようと思い、圭介と乙女をその橋渡し役に選んだ。
乙姫は2人に地上と桃源郷を上手く取り持てば駆け落ちを許すという。
それを乙姫の2人の兄の悪路と玉彦が手伝うのであった。
そして、乙女は自分達が経験してきた出来事をいつか絵本にする絵本作家に興味を持っていた。
そうやって桃源郷や秘宝の事を地上に伝えて、乙姫を迎えようとしていた。
圭介は乙女の傍にいて、新しい御伽噺は始まったばかりなのだった、めでたしめでたし。
乙乙乙(中略)乙 よく頑張った
以上で投稿終了かな?
結局何本書いたんだこの人 乙なんて言葉じゃすまない大功績だよ
◎登場人物紹介&短縮版
+本堂 純一郎:スケベだけど記憶力と身体能力は高い
⇒実は昔のエルの事故が原因で改造人間に、キスでリミッター解除する様になる
+桜濱 雪乃:色々あって大統領にされた幼馴染、作中唯一の唯の人間
⇒洗脳装置が敵の手によって世界にバレてピンチ、でも雪乃の心からの説得で何とかなる。
敵を倒して世界を元に戻そうとするがドジって雪乃は大統領のままの世界になる。
+イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ:ルシア大統領の美少女、強い静電気体質
⇒実はガーディアンが世界を安定させる為に改造された人間。
そんな事もありガーディアンを倒す為に、大統領を辞めて暗躍する事に。
+ヱゼキエル:宇宙船で普段の姿は人型端末、通称エル
⇒実は昔、事故った時に純一郎と出会っていたエル、そんな事もあり恋人に。
暴走する姉を止める為に死んだと思いきや、人間の身体を手に入れて戻ってきました。
+三芳 蘭:中華料理店でバイトする年上幼馴染、攻められると弱いタイプ
⇒実は意識生命体の宇宙人で本物の蘭に乗り移った存在、でも好きなんで大丈夫。
その後、頑固な父親を説得する為に頑張って認められ、宇宙警察に入る事になりました。
◎共通
本堂純一郎(純一郎)が幼馴染の桜濱雪乃(雪乃)に起こされると家の横にホワ○トハウスが。
何事かと思って雪乃に聞くとあれはスノーハウスで、雪乃が大統領であると言う。
しかも純一郎は副大統領だと、疑問に思っていると謎の少女が現れ光線銃で撃たれる。
気が付くと目の前に純一郎を撃った少女、クー・リトルリトル(クー)がいた。
事情を聞くとクーがミスにミスを重ねて新本、純一郎の住んでる国、は合衆国に。
とばっちりで雪乃が大統領にされたとの事、詳しくはプレイングマニュアルで。
(実際に作中では説明してくれず、プレイングマニュアルを見ろと言われる。
ともかく死んでしまったお偉いの再生が済むまでの時間稼ぎをクーに頼まれる。
昔UFOを見た事がある純一郎はSF系を肯定している事もあり信じる事に。
その後、航宙船、ヱゼキエル(エル)の人型端末を雪乃と純一郎の護衛にされる。
という事で地上に戻った純一郎は唯一正しい記憶を持つ人間として頑張る。
一つ年上の幼馴染の三好蘭(蘭)、クラスメイトの森田が近くの立場にされていた
2日目の夜、クーの実験でロケットを装備させられて空へ、そして地上に落下。
気が付くと廃ビルで周囲には少女が一人とそれを取り囲む黒服、当然の如く少女を助ける。
少女曰く黒服はテロリストで、その中の一人がビルを爆破させる。
しかしクーに装備させられた装備のお陰で何とか脱出、その後少女とは別れる。
翌日、スノーハウスに他国、ルシアの大統領、イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ
通称イリーナがやって来て、昨日の事で純一郎に惚れたイリーナは婿になれと言う。
それを聞いて雪乃が純一郎はファーストジェントルマンだと発言してマスコミがどよめく。
その後、森田とイリーナのメイドのクオンが今後の為に原稿を作る事になった。
と思いきや純一郎が一人でいるとクオンの麻酔銃で撃たれてイリーナの元へ連れていかれる。
イリーナから婿になれと言われるが、流石に早すぎると説得、イリーナも納得。
その後、イリーナから新本は内閣制だったのにいつの間に大統領制になったのかと聞かれる。
イリーナは元の新本を覚えていた、そこでクーの元へ連れて行き、現状について説明。
そこでクーの技術を見てイリーナも信じる事に、という事で一度雪乃達の元へ戻る。
その後、純一郎を巡るライバルとして仲良くなる雪乃とイリーナだった。
翌日、学校に行く事にした雪乃、学校へは好きに行くタイミングを決められる。
そこに転校生としてイリーナがやって来て、放課後は皆でお出かけ。
その途中、物が純一郎たちの元に飛んできて、サイコキネシスでは無いかと推測。
翌日、襲撃があったのでスノーハウスから出られない純一郎たち。
なので蘭の提案でイリーナのいるフレアハウスの温泉に入る事に、純一郎は覗きに行く。
結果、覗けはするもクオンによって温泉にダイブ、皆から責められる純一郎。
そこに蘭のバイト先の四泰庵の店長のパンダの西園寺がやって来て雪乃を攫おうとする。
エルも外部から何かされて力が出ないらしくピンチ、その時エルが純一郎にキスをする。
何事かと思った純一郎だが急に身体能力が上昇、その力で西園寺を倒す。
そこにクーがやって来て、事情を聞くと西園寺はガーディアンという組織の一員らしい。
所謂、宇宙の環境保護組織みたいな物で、新本がおかしくなったので調査していたらしい。
そして雪乃の事を知り調べて今回の事に至ったと、そして西園寺は今後協力してくれる事に。
◎桜濱 雪乃
西園寺襲撃の翌日、クーから純一郎が改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
数日後、純一郎達が食事していると報道部というレミという少女が現れる。
雪乃を報道したいというレミの為に雪乃はスノーハウスの通行許可証を与える。
その後、レミが去った後に一時的に部屋を離れていたエルがその話を聞き、何かを調べる。
帰宅後、クーからレミがおそらくエルの姉であるから気を付けろと言われる。
ある日、福祉のお手伝い途中に雪乃が歌うと聞いた人が暴走、それにクーが興味を持つ。
それはそれとして雪乃とより仲良くなり、純一郎もいつかは気持ちを伝えようと思う。
今は大統領で忙しいから、でも全てに全力な雪乃にはちゃんと伝えるべきと思いなおす。
その前にイリーナとケジメを付ける、イリーナは最後にと純一郎にキスをする。
そして告白、嬉しさの余り返事は出来ない雪乃だがほぼ恋人同士になる。
それから雪乃は大統領として大活躍、ついでに雪乃の歌が洗脳能力を強めると判明。
だがレミが雪乃を良く感じない議員と協力、純一郎とイリーナのキス写真をばらまく。
それによりピンチに、だが雪乃は信じていた、そしてついに純一郎にちゃんと告白。
翌日、純一郎は副大統領を辞任、そして雪乃のファーストジェントルマンになると宣言。
そしてレミとレミに協力していた議員はエルの活躍で悪事を暴かれて確保された。
こうして無事解決、そしてその数日後にイリーナ達が一時帰国する事になった。
ある日、雪乃とのデート前に森田から通信傍受されない携帯を2つ貰う。
そしてデート中に出会った西園寺からガーディアンの地球支部ボスを用心する様言われる。
その裏で新しい担任のヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が動いていた。
ガーディアン地球支部のボスのヨーゼフは脱獄したレミからあるモノを受け取っていた。
そしてクリスマスイブ、純一郎は森田から雪乃の支持率の急激な低下の話を聞く。
雪乃の支持率は洗脳装置の力なのでおかしいと感じた純一郎はクーに相談。
そしてレミの脱獄と地球を元に戻す為に作られた新しい洗脳装置を奪われた事を知る。
さらに洗脳装置を使って地球を元に戻したら雪乃との恋人関係まで元に戻ると聞く。
何故なら大統領である雪乃とそういう関係になったからだ、クーも黙っているつもりだった。
しかし純一郎と雪乃の中を見て話すべきと判断したと言う。
それを聞き純一郎は雪乃に全てを話そうとするが、クーとの話を雪乃に聞かれていた。
衝撃を受ける雪乃、さらにヨーゼフが国民を連れてクーのしていた事を暴露。
しかもヨーゼフが正義に見える様に、流石のクーも仲間達には真実を告げる事に。
このままではヨーゼフに地球を支配される、しかし雪乃には立ち上がれなかった。
大統領でなかった事ではなく、純一郎との記憶が消える事が雪乃には耐えられなかった。
だが純一郎の説得もあり立ち上がる雪乃、クーは歌による強化された洗脳を提案。
雪乃はそれを拒否、そして自分の言葉で国民を説得、ガーディアンと戦う事に。
そしてガーディアンとの戦いが始まり、イリーナ達も増援としてやって来る。
雪乃の歌のもう1つの力、潜在能力の解放もあり無事に最深部まで辿りつく。
そこで洗脳装置の母体となったモブを説得、しかし洗脳装置は世界修正に仕えなくなった。
だがそこに宇宙警察のモリダーが緊急事態用の特別な洗脳装置を渡してくれる、。
モリダーの正体は森田、宇宙人の事件に巻き込まれて宇宙警察に入る事になったとか。
これで無事解決、と思いきやそこにヨーゼフが登場、超能力で皆を圧倒。
そして雪乃まで捕まる、だが雪乃と国民達の想いで立ち上がった純一郎の力もあり勝利。
ヨーゼフは逮捕、そして森田の説得により二次元へと傾倒していく。
そして世界を戻す為に洗脳装置を使う時、純一郎のドジにより世界は変わったままになる。
度重なる洗脳装置の使用でこれ以上は廃人になる恐れもある為に洗脳装置をもう1度使えない。
結果、雪乃は大統領のまま、そして宇宙人の存在を知っており、それを受け入れた世界になる。
だけど純一郎はこれで良かった、雪乃のこれからの活躍を見ていけるのだkら。
そして雪乃なら世界中の皆を笑顔に出来る、そう信じているのだった。
◎イリーナ・ウラジーミロヴナ・プチナ
スケベな純一郎に何故惚れたのかと思いつつ、何だかんだで好きなイリーナ
西園寺襲撃の翌日、クーから純一郎が改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
ある日、学校の補修で柔道をする事に、そこでイリーナにスケベしてしまい本気で怒らす。
どうしようかと悩みながらも仕事をする事にし、森田に仕事は無いかと聞く。
イリーナのエスコートを頼まれる、仲直りのチャンスと考える純一郎。
そこでイリーナに謝り倒して何とか仲直り、エスコートでもっと仲良しになる。
ある日、中華国がミサイルを発射で新本を脅してきて、その対策に皆で集まる。
弱気な雪乃だったがイリーナの言葉で徹底抗戦の構えに、ミサイルはエルが迎撃。
しかし更なるミサイルを撃とうとする中華国、そこでイリーナが中華国のトップに連絡、
その途中で雪乃に代わる事で洗脳装置の力で中華のミサイル発射を中止させる。
その後、純一郎はイリーナと話し、イリーナの想いと考えを知る。
大統領である今を不幸と思った事は無い、だが普通の学生が出来る今が続けばいいのに。
そんなイリーナの為に全力で楽しんでもらう事にする純一郎、そして好きになっていく。
イリーナも純一郎の優しさに触れて好きになっていき、そして告白、恋人同士に。
その裏で新しい担任のヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が動いていた。
ヨーゼフはイリーナを狙っており、部下のレミと呼ばれる少女に命令を下していた。
そしてレミと同僚の立場でもあるクオンの元にイリーナを帰国させよという命令が下る。
クオンは何とか時間を稼ぎながら、命令の意図を調べる事にする。
さらにクオンは純一郎に色々と問いかけてイリーナに見合う男か確かめる。
そして純一郎が認められると判断し、イリーナとクオンのホットラインの番号を教える。
そんな時、学園にレミが転校してくる、エル曰くレミはエルの姉に当たるらしい。
エルはレミに関する為しばらく離れる為にクオンがイリーナのついでに護衛してくれる事に。
そんなクオンにクーはレミの機能を一時妨害する道具を渡しておく。
それからレミが色々やって来るがクオンが全てどうにかして、ついに直接襲ってくる。
しかしクオンもクーからの道具を使い無事撤退、その時レミがクオンを裏切り者と呼ぶ。
撤退した純一郎達はクーの元へ行き、最終的にレミはエルの力もあり捕縛した。
そこでイリーナはレミの言った裏切者に関してクオンに聞くと説明してくれるクオン。
クオンはガーディアン、しかし話はそこで終わらずに実はイリーナが改造されていると判明。
しかも純一郎と違い、ガーディアンが世界を安定させる為に改造させられた存在だった。
ルシアの大統領になったのもガーディアンの計画の為と聞き、一人になる事にするイリーナ。
クオンと話し合った後、純一郎はイリーナの元へ、そして弱気になったイリーナを支える。
立ち直ったイリーナと共にガーディアンとの決着を付けようと考えるがその前にレミが襲撃。
どうも逃げ出したらしい、そこにクオンとエルがやって来るがその前にイリーナを攫うレミ。
純一郎はクオン達と共にイリーナ奪還に向かう、しかしガーディアンの妨害が立ち塞がる。
しかし後からやって来た雪乃達のお陰で突破、途中のレミはエルに任せる。
そしてイリーナの元へ、そこにいたのはガーディアン地球支部のボスのヨーゼフだった。
ヨーゼフはイリーナを自分の思い通りにする為に改造していたと明かす。
そこに現れたイリーナは洗脳されており、クオンと純一郎に襲い掛かって来る。
クオンもやられるが純一郎の説得で元に戻るイリーナ、そして共にヨーゼフを倒す。
その後、ヨーゼフは宇宙警察に逮捕、レミはクーが責任を持つ事で保護観察処分に。
しかし今回の事で宇宙警察に目を付けられた為に地球をすぐに元に戻す必要が出来た。
そしてイリーナと純一郎は再会を約束して、世界は元に戻った。
それからしばらくして、イリーナが大統領を辞めてクオンが大統領になったとのニュースが。
何事かと思う純一郎の元にクオンがやって来て驚く純一郎。
イリーナ曰く、ガーディアンを一掃する為に表舞台から姿を消す為に今回の事になったとか。
当然、純一郎の傍にいる為でもあるが、そしていつかは世界を統一してみせると。
そして宇宙との接触を図り、地球を離れたエル達との再会を夢見るのだった。
◎ヱゼキエル
その昔、森で傷ついた少女を助けた純一郎は家に連れて帰って一緒に生活をする。
そして元気になった少女と友達になるが別れる事に、夢でその事を見るが朝には忘れていた。
その日、猫を拾ったエルと戯れながら純一郎は自分の身体について考える。
西園寺に襲われた時の純一郎がキスで力を解放された理由、それはリミッターが外れたから。
純一郎には本来凄い能力があるらしいが誰かにリミッターを掛けられていたらしい。
そしてエルのキスでそれが解除、今後もキスでリミッターが外れるとクーから説明される。
数日後、学園で森田には生き別れの妹がいるという話になり、エルにも姉がいると知る。
その後教室に向かうと新しい担任としてヨーゼフ・相馬・メレンゲ(ヨーゼフ)が着任。
さらに新しい転校生がやって来て、それを見たクーはその転校生が姉であるという。
航宙船ヱレミヤ(レミ)に呼び出されて昼休みに屋上に行くエルと純一郎。
そこで話をしようとするエルだが問答無用で襲ってくるレミに仕方なく応戦。
追い詰められるエルだが雪乃が来た事で中断、レミは雪乃をお姉さまと呼ぶ様に。
帰宅後、クーに事情を聞き、レミがエルのプロトタイプである事を聞く。
実験中に暴走して失踪、その後何があったのか今ではガーディアン所属らしい。
西園寺は協力してくれると言ったので、別の派閥か個人的に動いているのか。
そしてエルとレミは成長する船なので、エルの事を純一郎に任せるクー。
帰宅後、西園寺に続きレミとの戦いでも負け気味で落ち込んでいるエル。
純一郎はリフレッシュさせようと遊びに誘う事にして翌日、2人っきりでお出かけ。
エルは純一郎と歩きながら何故か胸が締め付けられる、そしてお昼は焼きそばにする事に。
という事で四泰庵に行くとレミが居て大食い勝負の後にレミは何処かへと行く。
西園寺曰く、レミはガーディアンに拾われた後に地球支部のボスの部下になったらしい。
そして今は特別なライセンスがあり西園寺の命令を無視出来るらしくレミを頼まれる。
その帰り、エルが地球に落ちた事故以来高所恐怖症になってしまった事を聞く。
そこで純一郎を2度事故に巻き込んだと謝るエルにどういう事かと聞く純一郎。
9年前、未熟だったエルは今回みたいに地上に落下、その時に被害にあったのが純一郎。
エルは何とか純一郎を修復するが地球人のデータが無くてクーと同じ宇宙人のデータを使用。
その結果、純一郎は常人以上のスペックを手に入れ、エルが帰る時に記憶を消された。
その話を聞き、全てを思い出した純一郎はエルを抱き締め、そして感謝するのだった。
帰宅後、クーに高所恐怖症の事を話し、それから純一郎とエルはリハビリをする事に。
という事で学園でリハビリ中、雪乃達がやって来た後にレミまで現れるがエルが頑張る。
帰宅後、エルは純一郎が傍にいると心臓が高鳴り、それが故障かと思いクーの元へ。
一緒に来ていた純一郎はもしかしてと思い、クーもそれは成長の証だと言う。
純一郎はエルが好きになるが、未だ恋愛に関して理解しきれていないエルなので我慢する。
しかし日に日にエルを好きになっていき抑えられなくなっていく純一郎。
そのせいでエルとぎこちなくなり、そこに襲撃してきたレミに人間と機械だからと言われる。
否定しようとするがその前にレミの攻撃、そこからエルを庇おうと純一郎が怪我する。
それでエルは怒り、街を吹き飛ばす程の武器を使用しようとし、レミは逃走。
それでも武器を使おうとするエルだが純一郎の言葉で正気に戻る。
帰宅後、戦いで純一郎が傷ついた事で落ち込むエルを慰める純一郎。
何故そこまでするのかと言うエルに純一郎はついに自分がエルを好きだという事を伝える。
そして純一郎を想っていたエルも純一郎を受け入れて恋人になる2人。
一方でレミは今回の騒ぎで宇宙警察に目を付けられ逃げようとするボスを倒していた。
純一郎とエルがイチャイチャして過ごすある日、ついに地球を元に戻す為の装置が完成。
しかしそれはエルとの別れでもあった、しかしそれを受け入れられない2人。
クーの元に向かうがそれは難しいと言われるが、それでもエルは純一郎と共にいたいと言う。
するとクーは純一郎をマスターにしろと何処かへ行ってしまい、落ち込むエル。
その時、レミが宇宙にあるクーの戦艦を奪い、クーまでレミに捕まってしまう。
そして地球に対して雪乃をくれないと地球を破壊すると言い、急ぎ皆で会議。
地球を破壊するかどうかは不明だがこのままではいけない、なのでレミを止めに行く事に。
その為には宇宙に行く必要があるがエルは高所恐怖症、しかし純一郎は信じていた。
エルの本体に皆で乗り込む、そしてエルは純一郎が傍にいてくれたお陰で空を飛べた。
そのままレミの元へ、途中妨害もあるがスノーハウスの職員含め皆が手伝ってくれた。
そしてついにレミの元へ、レミは地球を破壊するエネルギーを自ら取り込み強化。
しかしそれは身を滅ぼす力、純一郎はエルとキスしてリミッター解除、2人で挑む。
そしてエルはいつかレミにやられた技でレミを撃破し、宇宙船の操作を取り返す。
その後エルとレミ、それとクーは仲直り、しかし宇宙船が暴走して自爆しそうに。
途中で地球を元に戻す為の装置を回収して脱出しようとするがエルが1人残る。
エルは自爆する宇宙船をを遠くに移す為に1人残り、皆はレミの本体で脱出。
それからクリスマスになった、全てが終わり、覚えているのは純一郎とイリーナだけ。
エルの事を想う純一郎の前にエルが現れ、純一郎はエルを抱き締めるのだった。
実はクーとレミがエルの本体を救った後、死んだ首相達を再生させる装置、
それで作っていた人間のエルの身体に意識を移して純一郎の元に送ったのだった。
それから純一郎とエルは幸せに過ごすのであった。
◎三好 蘭
純一郎は蘭に好意を持っているが、以前告白して受け入れられなった過去があった。
ある日、日本組が魔法少女アニメ、フェザームーン、以下FM、の話をしていると衝撃が走る。
銃を持ったメイドさん、それにエルの姉というレミと名乗る少女が襲撃してきたのだった。
エルはレミとの一騎打ちになり、メイドは純一郎を狙っているらしいので囮になって逃走。
しかし追い詰められる純一郎、そこにFMが現れて純一郎を助けてくれる。
帰宅後、クーに相談するとFMは宇宙人で超能力を操る種類だと推測。
純一郎はFMが蘭かと思ったが宇宙人であるなら違うと考える。
さらに純一郎が実は改造人間でキスで一時的に強くなる事を説明される。
それとレミに関してはエルに任す事になり、3回だけ守ってくれるバリアを貰う。
ちなみにメイドに関しては巨乳だったのでクオンではないと判断した純一郎。
翌日、イリーナも交えて昨夜の事を話すが何故、雪乃達ではなく純一郎が狙われたか不明。
その話し合いの中、寝不足の蘭と疲れ気味のクオンに、まさかと思う純一郎。
その晩もメイドとレミの襲撃、襲撃時にテレビを壊され起こったエルにレミを任せる。
そして純一郎は逃走、そしてバリアも切れて追い詰められるがFMが登場。
しかしFMもメイドに追い詰められる、純一郎は仕方なくFMとキスして身体強化。
そしてその力で無事にメイドを撃退、しかし本格的にメイド対策を考える事に。
翌日、クーから一度だけ触れる事で相手を確実に気絶させるグローブを貰う。
その夜、蘭と一緒にいた純一郎は最近何だかんだ近づいている蘭への好意を自覚。
そして流れでキスしそうになるが三度襲撃が、そしていつも通りの展開になる。
しかし今回のメイドは戦いの途中でパッドだった事を暴かれて暴走状態に。
純一郎は再びFMとキスしようとするが、FMに何故簡単にキス出来るかと聞かれる。
それに対して昔振られた今でも好きな蘭を守る為と答えるとFMもキスを許してくれる。
しかし今度は純一郎が蘭の事を思い出してキス出来なくなり、そのままで立ち向かおうとする。
だがFMからのキスで強化状態に、そして純一郎は蘭に告白する為にメイドへと挑む。
グローブの力で胸を揉んで無事に撃退、FM、というか蘭には怒られてしまう。
FMの正体に気付いたが、明かさないのには理由があると思い、気づいた事は言わない事に。
そして帰還後、蘭に告白しようとするが蘭が過労で倒れてしまう。
クー曰く、超能力は負担になるのでしばらくは使わせない様にと言われる。
しかしそこに再びレミとメイドが襲撃、エルと純一郎が打って出る事にする。
そして純一郎とメイドの対決に、だがそこに寝ている筈のFMがやって来る。
純一郎はFM、蘭に正体が気づいた事を告げてキスさせて欲しいと言う。
好きな人にしか頼めないと、そして蘭とキスしてメイドを撃破、その正体はクオンだった。
そしてそこにやって来た雪乃やイリーナに蘭が事情を説明する事になった。
蘭とクオンは宇宙人で西園寺と同じガーディアンに所属しており、目的は純一郎の監視。
しかしクーがやって来て事態が変化、地球支部のボスから純一郎の抹殺の指示が出る。
そんな事を出来ない蘭は同じ使命で純一郎の抹殺に動いたメイド、クオンと戦う事になった。
クオンとしては戦いを長引かせて、別の刺客が現れない様にするのが目的だった。
そしてクオンはイリーナの命令もあり、良い機会だからとガーディアンを止める事に。
帰宅後、純一郎は蘭に告白、蘭も純一郎が好きだと言ってくれて以前断った理由を聞く。
蘭は意識だけの宇宙人で、本来の蘭が事故で死にかけだった所を乗り移ったのだった。
そして元の蘭が純一郎を好きだった記憶も残っており、それが徐々に今の蘭と混じり、
今の想いが自分の物なのか、それとも昔の蘭の物なのかわからずに不安だったからと。
でも今は確信を持って好きと言える蘭、それなら純一郎は関係ないと答える。
今の蘭も昔の蘭も好きだから、そうして2人は恋人同士になるのだった。
それから数週間後、イリーナは自分の周囲にガーディアンが潜んでないか調べる為帰国。
純一郎とイチャラブな蘭はガーディアンを辞める事に、その事を父に話すと言う。
そして付き合いの報告もする為に付いてきて欲しいと言われて約束の日に。
実は西園寺が蘭の父だった、西園寺は純一郎と蘭との付き合いを認めてくれない。
怒った蘭は家を出ると宣言、ついでにガーディアンを辞める事も伝える。
蘭は純一郎の家に転がり込み、純一郎は話し合って欲しいが冷却期間が必要と考える。
それからイチャイチャ過ごした後、西園寺の事を話しに出す純一郎。
蘭も人と違い意識生命体なので精神的繋がりの大きい西園寺とは仲直りしたいと思っている。
一方で西園寺は落ち込むレミと会っていた、レミは失敗続きでボスに叱られていた。
クーに捨てられたと思ってから愛に飢えているレミ、西園寺は決着をつける事にする。
そして蘭の元に西園寺から電話、エルと純一郎を連れて来て欲しいとの事。
約束の場所に向かうとレミもいて、エルとレミは話し合って少し仲直り。
西園寺は蘭と恋人になりたいなら自分を倒してみろと言い、西園寺との戦いが始まる。
蘭とキスし強化状態になるが実践経験の違いから追い詰められる純一郎だが最後は勝利。
そこにガーディアンの地球支部のボスが現れて西園寺に何かを打ち込む。
すると西園寺は巨大化して暴走、そこに雪乃にイリーナとクオンまでやって来る。
さらに謎の宇宙警察であるというモリダーから現状について説明される。
西園寺に刺さった注射器を抜けば元に戻る、そしてその場にいた皆と協力して成し遂げる。
そして元に戻った西園寺は蘭がガーディアンを抜ける事と、純一郎との交際を認めるのだった。
1か月後、大統領関係は元に戻り、純一郎はモリダーにスカウトされて宇宙警察に。
そしてそれを蘭とエルも手伝う事になり、今日も地球の平和を守るのだった。
◎登場人物紹介&短縮版
+諌見 隼人:王国民の一人で家事とか完璧な青年。
+晴華 瑠波:王国の63代当主、王国的にはルファ・ファルケンスレーベン
⇒隼人と付き合う事になり、隼人を王国に縛らない為に王国を辞めようとする。
しかし形なくとも皆の心に王国がある事を知ったので王国を続ける事に。
+国友 澪里:地元の名家の娘、天才肌だが人付き合いが苦手で友達が殆どいない
⇒自分を変えたいという澪里に付き合っている内に互いに好きになって恋人に。
父との確執、モデルの仕事の悩みなどあったが共に解決していき未来へ歩んでいく。
+実蒔 希:学園の理事長の孫、おっとりした性格で昆虫が好き
⇒希大好きな付き人に妨害されつつも恋人に、これからの事を考える事に。
隼人は家庭菜園の延長から農業を、希は隼人を支える事にして、2人は結婚するのだった。
+樫村 操:幼馴染でパン屋の娘、意外にも決めたら梃でも動かないタイプ
⇒操と付き合う事になるがその事が原因で瑠波が距離を置こうとする。
しかし無事に解決、そして操も王国の国民になるのだった。
◎共通
猫宮市にある小さな王国、ファルケンスレーベン王国の女王の晴華瑠波(瑠波)。
没落して国民は3人、残る2人の諌見隼人(隼人)と隼人の母の芳乃。
隼人は友人でパン屋の娘の樫村操(操)と瑠波と共に学園へと向かう。
放課後はクラスメイトの国友澪里(澪里)と共に学生会へと向かう。
そこで学生会長の風峰涼香(涼香)のせいで学園に居座る猫を探す事になった。
その途中で見知らぬお嬢様と会うが、すぐにお嬢様とは別れる事になる。
夜、涼香から猫を一時的に預かる様に言われ、断ろうとするが瑠波が許可を出す。
翌日、学園の前に理事長の実蒔小太郎(小太郎)の車が止まっているのを見かける。
そして猫は涼香が飼い主になってくれるのを探しているが上手くいかない。
澪里が可愛がっているので推薦するが、何故か澪里は了承してくれない。
そして猫を探している時に会ったお嬢様、実蒔希(希)が転校してくる。
翌日、王国の維持費の為に芳乃が招いたモデルが瑠波に会いたいと言う。
隼人が断ると、辻賀崎弘実(弘実)が来たと伝えて欲しいと言われたので伝える事に。
すると瑠波が弘実の元に向かう、弘実は王国の旧友で名誉国民らしい。
半年ほどいたらしいが昔の弘実は人見知りが激しかったらしく隼人は知らなかった。
そして翌日、澪里から弘実がモデルの先輩で数少ない友人である事を聞く。
瑠波と澪里の共通の友人が現れたので隼人は瑠波と澪里を友人関係にしようと考える。
今までも色々と友人の少ない2人をくっつけようとしていたが上手くいかないでいた。
が、その前に委員長として弘実を頼まれた澪里を手伝う事にする。
その過程で実家を含む慣習などに縛られた物を嫌う澪里との関係が少し良くなる隼人。
そして無事に澪里と弘実の関係も良い感じになり、お次の問題は預かっている猫。
瑠波は猫アレルギーで早い所誰かに貰って欲しいが、中々見つからない。
だが瑠波の頑張りを見て、澪里が両親を説得して引き取る事になった。
そして澪里が希に街案内を頼まれたので付き合う事にした隼人。
その後、瑠波が弘実を連れて巡幸するというのを聞き、良い機会だと考える隼人。
翌日、5人で猫宮市を巡り、そして瑠波と澪里も無事に友人関係になる。
ある日、瑠波が何故か色々と1人で頑張り始めて何事かと思う隼人。
聞いてみるときまぐれと答える瑠波だが、弘実が一人暮らしだった事に影響された模様。
それ以外にも理由はありそうだが瑠波は教えてくれなかった。
◎晴華瑠波
何だかんだで瑠波の頑張りは続き、いつか自分がいらなくなるのではと思う隼人。
隼人を手伝う瑠波の姿を見て芳乃は夫婦みたいだと言うが、瑠波はそんな事ありえないと言う。
そして夏休みには弘実と出かける事が多くなり、一人残る隼人に瑠波は彼女でも作ればと。
それを聞いて自分がどうなろうが瑠波には関係ないのだと思い落ち込む隼人。
ある日、操と出かけた瑠波が帰ってこない、操に電話し瑠波とは既に別れたと理解。
急いで瑠波を探しに行き無事に発見、しかし瑠波は来てしまったのかと言う。
何故公衆電話でも何でもこちらに連絡しないのかと聞くと隼人が来るからと言う瑠波。
いつか隼人だっていなくなるのだから、自分は一人で頑張らねばならないのだ。
最初は何も返せなかった、でも瑠波と帰りながら隼人はずっと傍にいると答える。
それから瑠波は隼人を避ける、芳乃に話すと、隼人の態度が瑠波には重荷だと言われる。
そして友人達との海水浴、そこで1人になった所でナンパされた瑠波を助ける隼人。
そこで瑠波から自分は隼人にとっての何かと聞かれ、隼人は瑠波が好きだと自覚。
そして告白、実は瑠波も隼人を好きだったので受け入れて無事に恋人になる。
それからイチャイチャするが、進路希望の話なり隼人は特に何もないと答える。、
冗談めかして王国の執事と言うと、瑠波は隼人にこれ以上王国に関わってほしくないと言う。
隼人が瑠波の為に王国の民になってから、瑠波はずっと隼人が王国を去る事を考えていた。
瑠波は公的に存在しない王国など信じていなかった、でも母を失い道筋を失った。
そこで隼人が瑠波の為に王国の為に色々となってくれて、王国を演じる事を選んだ。
これまでは良かった、しかし隼人が進路希望に何も書く事がないと聞いて恐ろしくなった。
王国を演じる自分に隼人の一生を付き合わせるのではと、それは自分の無能が原因ではと。
だから頑張って来た、そして隼人に自分の為に王国に留まって欲しくないと言う。
何故なら隼人は瑠波にとって神聖にして侵すべからざる存在であるから。
隼人が王国の為に色々な者になってくれると答えた時、何よりも輝いており好きになった。
それからずっと好きな隼人を王国に縛り付けたくないと思っていたから。
そして隼人と共にいる為に王国を演じる事を辞めるという瑠波。
その為に王国の法的な根拠である書類を見つけ、そこに記入して大使館へと提出。
しかし数日経って反応無し、芳乃は書類に歴史的証拠以上の価値は無いと言う。
インディアンがニューヨークの土地を白人に売っていないと証明されても変わらない様に。
そして瑠波に簡単に王国を辞められるかしらと芳乃は言うのだった。
王国を辞める事を弘実に電話で話した瑠波は反対されて喧嘩になる。
隼人が一人で弘実に会い、そして弘実が王国と関わる事になった話を聞く。
子供に関心無い両親、虐めとそれを止めない担任、そこから瑠波は救い出してくれた。
弘実にとって良い物の象徴である事を知るが、弘実は瑠波の気持ちも分かるので反対しないと。
帰宅後、電話で弘実が王国を辞める事を反対しないと聞いた瑠波。
しかし反対していると感じる瑠波、隼人は王国は実態ないが何かはあったのだと答える。
弘実の様に皆が王国に何を見ているか知るべきだと考える瑠波と隼人。
猫庭の住民に王国、というか先代である母の真理亜の話を聞きながら野良猫倶楽部を知る。
夜、芳乃に野良猫倶楽部に関して聞くと、芳乃も一員である事を知る。
話さなかったのは王国好きな存在がいる事を瑠波に話してしがらみを持たせない為。
それでも瑠波は王国を辞める事に、その前に野良猫倶楽部を王国に招待する事に。
その為に飾り付けようと考えた隼人と瑠波は以前涼香が贈ってくれた鉄の花を思い出す。
猫の一件でのお礼に贈って貰ったそれを飾ろうと思い、製作所に電話。
そこが涼香の実家で、そこが潰れそうで、涼香も学園を辞める事を知る。
その事を涼香に聞くが既に諦めている模様、しかし瑠波は奥底では助けたいと思っていた。
隼人の後押しで頑張ろうとするが何も出来ず、涼香からも助けなくていいと言われる。
出来たのはせいぜい注文の量を増やす事ぐらいであった、そして野良猫倶楽部を招待する日に。
そこで隼人は注文した、鉄の花と同じ技術で作られた王国の象徴を良いタイミングで出す。
鷹と猫のオブジェ、それは会場に来ていた野良猫倶楽部の皆の興味を引いた。
隼人としては少しぐらい力になればと思っていたが思った以上の成果となった。
これで涼香の実家の工場は何とかなりそうだった、そして瑠波は理解するのであった。
何とかなったのは作品が良かったから、でも人が王国に集まらねばこの結果は無かった。
ありもしない王国が涼香の実家を救う事になったのだ、そして瑠波は皆に宣言する。
王国は皆の心の中にあり、それは独りでは出来ぬ事を可能にする、王国はここにあるのだと。
それから月日が経ち、ついに本当に瑠波が王位を継ぐ前日となった。
これからも困難は尽きないだろう、だけど皆となら、王国は始まったのだ。
◎国友澪里
テスト勉強したりしながら何だかんだ澪里との関係が深まっていく隼人。
澪里が瑠波と弘実の仲に関して何か思ってたり、モデルの仲間と上手くいってない事も知る。
そしてある日、澪里から今までの自分から変わりたいから協力してくれと言われる隼人。
その内容は恋、夏休みの間だけの恋人の振りをする事で変わろうと言うのだ。
余りにも不器用で正直な澪里に隼人は許可、そうして夏休みの間だけ恋人となる事に。
と言っても2人の時に名前で呼び合い、後はメールと電話をするくらいの付き合い。
それだけでも隼人は澪里が誰かに心の裡を明かしたがっているのではと思う。
そして澪里の事を知りながら少しずつ好きになっていく隼人はデートに誘う。
そしてその帰り、澪里の父で澪里が良く思っていない健一と会うが普通の人だった。
再びデートの日、瑠波から国友家である澪里との恋愛は順風満帆ではいかないと言われる。
デート中、澪里からどうすれば恋人に見えるか聞かれるが判らない隼人。
すると澪里はキスをしようと言い隼人にキス、そしてその日は澪里と別れる。
帰宅後、まさかの事態に混乱した隼人、流石にどうすればいいか分からなかった。
それから3日後、連絡をしてなかった澪里が急に家を訪ねて来て大人にしろと言う。
何やら混乱している澪里、説得しようとするがそれならどうしたらしてくれるからと聞かれる。
澪里が本気で好きなら、そう答えると澪里は好きでもない相手とはキスしないと言う。
澪里も色々と付き合ってくれる隼人を好きになっていたがそれを伝える事が出来ず、
キスすれば恋人だと思って貰えると思ってしたが、その結果が連絡が途絶えてしまった。
そしてどうすればいいか悩み、色々と失敗が続き、今回の事に至ったのだと言う。
澪里の気持ちを知った隼人は澪里に正式に告白、そして2人は恋人になる。
それから数日後、澪里が家に帰ってないという電話を操から受け取る。
そして集めた情報と澪里との電話で居場所を推測、澪里は夏休みの学園の中にいた。
何があったのかと聞くと、バイト先のモデルが父の影響下であった事を知ったのだと言う。
確かに仕事に対して甘かっただろうし、凄く熱心かといわれればそうでも無かった。
だが仕事に対してきちんと向き合っているつもりだったが、全ては父の掌の上。
澪里にとって不都合の無い様に操作されていた、それを立ち聞きしてしまった。。
そんな澪里を隼人は家に誘い、同じ屋根の下である瑠波も許可してくれる。
澪里を回収したのが夜遅かった事もあったので、これからの事はその翌朝に話す事に。
国友と王国の中は今でこそマシだが以前はかなり険悪、というか一方的に嫌われていた。
現当主はそこまでではないが何かあるかもしれないから気を付けろと芳乃に言われる隼人達。
とりあえず公然の噂として澪里が王国にいる事を広めて時間を稼ぐ事はした。
後はこれからどうするか、とりあえず真実を確認する為に隼人が国友家に向かう事に。
とりあえず健一の親バカと、仕事は事務所の方が勝手にしていた事が判明した。
もしかしたら健一は事務所が勝手にすると分かっていたかもしれないがそれは置いておく。
ともかく澪里が最初から健一と向き合わなかった事が原因と相談相手の瑠波が答える。
その事を澪里に聞きに行くと、澪里自身が健一と話そうと思っている事を知る。
澪里から尋ねるつもりがその前に健一が王国を来て、澪里は健一と話す事に。
だが話し合いは健一が主導権を握った形で終わり、澪里は家に帰る事になった。
そしてその夜に電話で澪里はモデルを辞めて、将来は国友家を継ぐかもと聞く。。
同席していた隼人と瑠波は健一がその様にしたのではと思うが芳乃は否定。
健一は家を継いでくれれば良かったがそうじゃなくても良かった、食わせ者であると判断。
それを聞いて隼人は澪里に電話、会話しながらモデルを辞めるのを先延ばしにしていると思う。
そこで一計企てる、だがそれは瑠波との関係が変わってしまう事だった。
内容を聞いた瑠波は隼人を王国から解放を宣言、そして隼人は王国民ではなくなった。
そして隼人は澪里の元へ、そして隼人は何も言わずに澪里を連れ出して遠くへ向かう。
事情を聞いて来る澪里に猫宮から離れる事を告げる、そして何処かに行こうと。
澪里もこのままでは以前より縛られてしまうと、好きだから連れて来たと説明。
隼人を説得しようとすつ澪里だが隼人はのらりくらりと躱していく。
そしてついに澪里の思いを引き出していき、モデルへの想いも引きずり出す。
本当は色々と悩んでいて、都合の良い健一の言葉に乗っかって逃げ出した事を。
想いを叫びながら澪里は逃げていたこれからからちゃんと向き合う事を決める。
そして隼人が自分の為に今回の事をやってくれたのだと気づき感謝する。
だが隼人も将来を考えてなかったと、これからは一緒に考えようと澪里と約束する。
それから、澪里はとりあえずモデルを続ける事になり、モデル仲間とも仲良くなった。
そして隼人と澪里は共に未来に向かって歩んでいくのだった。
◎実蒔希
夏休み前、試験の時期になり希の提案で勉強会をする事に、場所は希の家となる。
そこで希の家庭教師で小太郎の秘書、堀内響子(響子)がマゾでレズな人物であると聞く。
ちゃんと勉強するのも目的だが、響子が気になるので全員で参加する事に。
そして当日、実際響子が希に対してのみだがレズでマゾな一面を持っていると知る。
その後、希の部屋で勉強する予定だったが、希のペットの蜘蛛に怯える女性陣。
という事で勉強は別の部屋で、その後で虫好きな希は皆に虫の名前を使ったあだ名を考える。
しかし普通に呼んで欲しいので皆は遠慮するが隼人は希の為に受け入れる事に。
そしてテスト後にも希の家に皆で集まってお弁当を披露しあったりして楽しむ。
希の家、というか屋敷は猫宮市ではないので皆で楽しめる機会を喜んでいた。
そして夏休み、希に誘われて瑠波と操と一緒に屋敷に行ってまた勉強会。
その途中で昆虫が好きな希だが蜘蛛だけは特別だと思って、その事を聞いてみる。
希は考えもしなかったと答え、自分の事に気付かせてくれたとまた来てと隼人に言う。
という事で1人で屋敷に誘われる隼人、それを知った希大好きな響子は妨害を企てる。
しかしちょっと抜けている所もあるのでそちらは問題無し、そして希と小太郎と仲良くなる。
翌日、Kという人物から手紙で呼び出される隼人、そこにいたのは小太郎と響子だった。
響子はちょっとした誤解があり隼人と希が男女の仲になったと誤解していたが無事に説得。
その後小太郎と2人きりに、そこで希に将来の事を聞いて欲しいと言われる。
後継者とかではなく1人の祖父として希を気にしているらしい小太郎。
だが隼人は聞いた事を黙って希に教えると悪いと答えると、聞くだけで良いと。
そして隼人が頼まれた理由は希が隼人を特別に思っているからだと小太郎に言われる。
色々と悩んだ結果、隼人は希に会って小太郎との会話を教える、そうした方が良いと思って。
すると希は隼人を特別だと思っているがどう特別かは自分でも理解していないと答える。
そして互いにどう思っているか考えるか答えは出ず、将来の話も併せてまた会う事に。
数日後、互いに好きと自覚して恋人に、そして将来に関して隼人は農業を選択。
趣味の家庭菜園からの延長で、小太郎からも認められて害虫駆除とかで虫とも関わるので。
そして流れで隼人は希が自分の事を虫に例えるなら何かと聞く、ちなみに隼人はカブトムシ。
希は蚕と答える、人の世話が無ければ生きていけない、蜘蛛の様に自活できる強さは無いと。
それを聞いた隼人は蚕の野生種のクワゴになれないのと聞く、クワゴの様に自活できる存在に。
ちょっとした事で希だって強くなれる、そう言われた希は隼人が好きだと言うのだった。
響子には最初恨まれるが、寝取られに目覚めたと言って付き合いを認めてくれる。
付き合いながら将来の事を考える希、そして希は隼人を支える事を選ぶ。
その上で結婚したいと、隼人は希が変わる為に実蒔家を出ようと決意してると考える。
最初は反対していたが希の意志を知り隼人も受け入れる、そして帰宅後に瑠波と芳乃に話す。
すると瑠波は隼人を王国から解放を宣言、そして隼人は王国民ではなくなった。
それから自分の考えを家族に伝える希だが当然反対、まずは農家での住み込修行する事に。
そうして2人過ごしていると小太郎がやって来て、隼人に実蒔家に入れと言う。
独り立ちの為に隼人の元に来た希、でも共に修行しながら希は以前よりも強くなった。
なので隼人は小太郎の申し出を受け、そして流れ流れて結婚式の前日になる。
隼人と希は屋敷の庭にいた、神聖にして侵すべからず、希の庭であり希の世界に。
そこに希のペットの蜘蛛がいた、蜘蛛はまるで2人を見定めるかの様にした後に去った、
2人は成長して外の世界に飛び出す希への別れと、祝福を告げに来たのだと思った。
◎樫村操
ある日、瑠波が何故か色々と1人で頑張り始めて何事かと思う隼人。
心配な隼人を見て操が瑠波の面倒を見る事に、代わりに隼人が勉強を見る事に。
そんなこんなで操と親しくなり、幼馴染の操の女性を感じたりする。
ある日、操の所属するバレー部の一名が軽い怪我、直近の試合に出れなくなる。
バレー部は弱小だが不戦敗は嫌、という事で補欠だった操が出場する事になる。
少しでも上手くなりたい、というか試合の時の心の支えにする為に特訓する操。
それに付き合う隼人、頑張っている操を見て何か贈り物をしたいと考える。
試合の前日は身体を休める為に試合2日前、特訓最後の日に時間をかけすぎて夜遅くなる。
朝早い家族を起こしたくない操を屋敷に泊める事にした隼人、そこで操の裸を見る事故が。
いつも以上に意識する隼人だが、操は今のままの、友達の関係が良いと言う。
お互いに意識すると離れる様な気がして、そう言う操に隼人も受け入れる事にする。
翌日、隼人は操への贈り物を友人に相談中、自分が操を好きなのだと自覚。
そして試合の日、やっぱり試合は負けたけど操が頑張ったので隼人には関係なかった。
試合後、隼人は操を学園の庭に呼び出して贈り物を渡す、シロツメクサの首飾りだった。
勇気を貰ったと操は隼人に告白、以前友達でいたいと言ったのは壊れるのが怖かったから。
でも贈り物を操だけだと贈ってくれたから、隼人も告白して恋人になる。
そうしてゆっくりとだが一層仲を深める隼人と操、しかし何故か瑠波が操を拒絶し始める。
落ち込む操に何事かと思う隼人、そして数日後に何とか瑠波の考えを引き出す。
操はパンを作るのが好きで、もし家を出たとしても将来はパン屋になる事は必然的、
そして隼人がそれを手伝わない事はない、つまり将来隼人は王国を出て行く事になる。
3人のうち、2人が深い仲になれば1人が余る、そして王国以外の全てを捨てそうな瑠波。
翌日、操に相談、話し合いの結果、瑠波と共に何かすれば考えを変えられるのではと考える。
皆がいるので瑠波が1人ではいれないと自覚させれば、そこで王国の庭に石窯を作る事に。
以前、王国にはあったという話を聞き、操とやるにはピッタリの内容でもあるからだ。
まずは普通に瑠波を誘うが、頑固な瑠波は誘われながらも勝手にやれと言うだけ。
しかし石窯作り当日、ついに操の説得に瑠波も顔を出すのであった。
そして瑠波は隼人にだけに本心を明かす、瑠波は本当は隼人が好きであった事。
自分は王国の最後の住人で隼人はいつか出て行くから妨げてはいけないと、
だが心地良さから踏ん切りがつかず、それでも未練たらしい心持を組み伏せて決心。
しかしその決心も操と隼人達が無にしてしまったと、だからこれからよろしくと。
そして無事に石窯は完成、そしてそこで焼いたパンを王国パンとして売るという話になる。
その時は冗談だが石窯で焼いた操のパンは実際に両親に褒められてやっては、という事になる。
そしてその話を瑠波に、瑠波は操が国民ではないから王国パンでは無いなと冗談を言う。
すると操は国民にしてと、しかし瑠波は黄昏の王国に国民を縛りたくないと反対。
しかし操は縛られたのではなく選んだだけと説得、隼人の同意もあり瑠波は受け入れる。
それからしばらくして涼香が王国に越してくる、実家の工場が破産したらしい。
瑠波は涼香と犬猿の仲に近いが受け入れたのは、操を国民にして変わったからと思う隼人。
そして隼人はいつか操とレストランを開く夢を語り、操も賛同するのだった。
◎星華NOMALEND
星華に何故手伝うのか聞かれ好意では無く純粋な親切心と答えると、
星華が一人で何とかしようとするがどうにもならず退学目前まで追い込まれる。
部屋で自暴自棄になっていた星華だが、進矢のお陰で少し立ち直る。
しかし星華の現状は変わらない、だが偶然出会った陽太の案で署名を集める事に。
署名は無事集まる、しかしそこに進矢と星華の関係について疑いが来る。
恋人の為に他の生徒を巻き込んでいるのではと、進矢はそれを肯定する事にする。
それにより周囲の注目を集めてタマの力で幸運を集める為に、
それに星華の事が本当に好きだから、進矢は星華に告白するのだった。
学園では厳しく見られる、だから卒業しろと星華は言い、あたしの男と名乗ったのだから。
結局、運を集めきる事は出来ずに進矢達は不幸のまま、星華は卒業して難関大学に合格。
後1年、共に過ごす日を夢見て進矢達は歩き続けるのだった。
※まとめの星華√に関して
GOODEND√の場合、星華が退学にはなりそうにはならず、署名集めもしない。
だがミスコンは出来ない=文化祭も運営出来ない、という悪評が星華に付きそうになり、
結果として特待生剥奪まではなりそうになる。
ミスコン開催取り止めの理由も、
『女子寮で不審者が出たのにそれを侵入させる企画は駄目、不謹慎』というもの。
タマが見えないのは星華が名凪家で、タマが名凪家に対して拒絶がある為。
タマは玉依となった少女達の影響を受けており、その何人かは名凪家を恨んでいる。
というのも玉依の儀で生贄の少女を監視したり、実際に殺すのが名凪家だったから。
◎莉都NOMALEND
タマの依り代を見つけられないと、莉都が自分を犠牲にしようとする。
進矢は昔の約束で死なない様に約束させるがそれでも犠牲になる事を選ぶ莉都。
最後に私を頼むと言って、そうして莉都は生き残ったが幸御魂を失った。
人の心は4つの魂で出来ていると言われており、幸御魂は慈愛に関わると言われている。
今の莉都は人の情が失われて別人になっており、特に進矢には厳しい。
それでも進矢は離れない、莉都との約束をあるのだから。
昔を思い返す進矢に今の莉都は私は私と言う、その言葉に全て込められているのではと思う。
一つの話が終わった、これから進矢は新しい道を歩き出す、いつまでも莉都の傍で。
◎その他のEND
小夜璃NOMAL⇒莉都に協力してもらえないと小夜璃との恋人になる前にタマが消える。
和奏NOMAL⇒ソフト部に関して話し合わないと、和奏との関係が遠ざかってしまう。
クラウスBAD⇒恋愛話で男好きを宣言すると、気が付くとクラウスと仲良くなっていた。
白雪NOMAL1⇒白雪の事を後輩として好きを選ぶと特に関係も進展せずに終わる。
白雪NOMAL2⇒白雪の運を戻さないでいると、進矢達の卒業目前で白雪が黙って留学。
大学進学後、月光館で進矢は白雪が残していた物を偶然見つける。
そこには一緒にいた時には一度も言わなかった進矢への想い、好きと言う言葉が書かれていた。
そして進矢はいつか白雪との再会を願うのであった。
※白雪√に関して
白雪√でタマが白雪にしたのは幸運を与えたのではなく、運の流れを正常に戻した。
他の幸運を全て捨ててでも自然に止まるその時まで心臓を動かし続ける状態、
進矢と莉都は紀子の想いがその様な状態への幸運操作を行ったのではと考えている。
その状態をタマが元に戻したので恐らく10年後に白雪は死ぬ。
(白雪は心臓移植しても10年しか生きれないと言われていた
これで現在書き終わっている、
MagicalMarriageLunatics!!
うそつき王子と悩めるお姫さま
見上げた空におちていく
鬼ごっこ!
幼なじみは大統領
神聖にして侵すべからず
コンチェルトノート(追記)
まで完了、250スレ以上も付き合ってくれて感謝
まとめは誰か頑張って...
>>67,234,235,297,298
サンクス
>>298
今回は追記コンチェルトノート込みで20
今までに上げたのも含めると追記込みで全部で62
3桁を目標に今後も上げていく予定