ひっそりと桃園町の路地裏の地下に店を構えるBAR兼ミニクラブ、
リニューアルオープンです。
バーテンダーとホールスタッフで切り盛りしています。
店内はDJブースとソファが並んでいます。
壁際には古びたビリヤード台とダーツが置かれています。
裏口は桃園町の路地裏に通じています。
・複数雑・小芝居・一人遊び・お相手募集・待ち合わせにどうぞ。
・スレHも例外的に可です。★の項をお読みください。
・募集時もage禁止。常にsage進行。
・名無し禁止ではありませんがコテ推奨。(コテなしの方は無視しても可)
・参加者は、『客』か『店員』のどちらかです。どちらであるか最初のレスで明記してください。
客も店員も、男女どちらでも可です。
★★★このスレは以下の条件を納得していだける方のみスレHにご使用ください★★★
・スレH時にも、他の方の入店は自由です。Hを無視して雑可です。(アンカー使用)
・スレHのシチュは、フロアかトイレに区別されます。
・フロアでのスレHの場合、他の方がHしてるカップルに話しかけてもかまいません。
(Hしているカップルは無視禁止)。また、『店員』が【止めてください】とレスしたらHはそこで中止。
・トイレの場合は話しかけるのは禁止です。中止もされません。
区別するため、H中のカップルは【トイレ使用中】と明記してください。
・小芝居抜きで雑するのはかまいませんが、
最初と最後のレスにはバーに出入りする小芝居をつけてください。
(『こんにちわ』『帰ります』程度で可)
・カップルでの来店も可ですが、他の参加者から話しかけられた時に無視することは禁止です。
(迷ったわりには結局この前と同じ、マイヤーズの安いラムの瓶に手が伸びて)
だって好きなんだもーん。
(とぷとぷ、って少し多めに)
(グラスをもったままフロアへ出ると、少し迷ってからLA-PPISCHの「夜想曲〜路地裏から宇宙まで」をかけて、もの悲しげなイントロに、耳からはじめてゆっくり全身を浸していって)
…路地裏から宇宙まで、って、まるでここみたい
(使い込まれて、少し羅紗の傷んだビリヤード台に凭れたまま、ラムに口をつける)
あま…いい匂い…
♪どうでもいい夜ばかりさ…
(少し埃っぽい地下CLUBの匂いと、ラムの甘い香りが交ざって、次々記憶が呼び覚まされるままにぼんやりと追憶に揺蕩って)
ここへもまっすぐ来れなくなってた…
少し手間をかけないと来られなかった。
でも…
ひとり遊びのお客さんも、哀川さんもw
ここに人が安らいだ、そのひとときの足跡が見られてうれしい。
(しん、と耳の奥が鎮まって、曲が終わってたことに気づいて)
次はー…なににしよう…(古ぼけたジュークボックスの前で)
(深い琥珀色を湛えたグラスを仄暗い地下CLUBの覚束ない灯りを透かしてみながら)
…これは緑ではないけどw
たまには新しい曲もよき。
(かちゃん、とジュークボックスにコインを入れると、事変の「緑酒」が流れる)
寂しがり屋さん…、ダーツの練習中のひと…、初見のお客さまもちらほら。
ここでひととき過ごしてる人が、自分の他にもいると思うだけでなんとなく安心する。
実を言うとここで他の方とお話したことなんて数えるほどしかないのよねw
♪自由よ いいように搾取されないで安く売らないで…
(強いお酒がのどを灼きながら滑り落ちていく感覚は、いつでもうっとりと気持ちを昂ぶらせて)
ここに好きな人がたくさんいたな…
どう抑えようもなく「自分」でしかいられない人たち。
ちょうどよくいられない人たち。
一癖も二癖もあって、ついはみ出しちゃう人たち。
だからきっと、今でもここを少し恋しがってしまうことがあるんだと思う。
(ちゃりん)
(PINKのエレクトリカルな音がフロアを満たして「ベルリンは宇宙」が流れ出すと、グラスを空けて)
そろそろ寝ないと。
(ポケットの硬貨をちゃらつかせて、ラム代をカウンターへ)
…と、あとアルコールも新しいの置いとこ…
(とん)
一年経ったら笑い話になってるといいな、って去年と同じことをつぶやきながら帰りますw
(初夏の夜の中に魔が紛れ出るように店外へ)
【以下、相変わらずひと気のない地下CLUB】
こんばんは1人遊びの客っすー
真夏っすね
深夜でも蒸し暑くて嫌になるっす
アルコール新しくなってるじゃないっすかー!
新品シュシュッと使わせてもらうっすよw
お酒提供時間大丈夫っすか?
ヤバそうなんで今夜はトマトジュース下さい。
なんか音ないと寂しいっすねぇ
おっ昔の良いヤツあったっすねー
TOPSのタイムマシーンにおねがい
これ聴くっす
好きな時代に行けなくて良いっすけど
普通にマスクしないで夏フェスとか行けた頃に行きたいっすわ
いつになれば終息するんすかね
前のお客さん言ってたように
1年後笑い話になってくれてればって
ホントっすよね。
って
お酒提供じゃなくて営業時間マズイっすねw
最後にTOPSのVehicle流して
【お代】置いて帰るっす
また来るっすねー
0187名無し@メアド公開チャット誘導厳禁2021/12/25(土) 05:55:38.77ID:U8mhw21g0
ペーぺーでお年玉強請る今時のキッズに稲妻ショックな哀川です、こんにちミ。
親父からの着信を取ったら不意打ち食らってまいっちんぐ。
BGMにペイペイ言わすのはやめて頂きたいw
新年早々お年玉詐欺に遭うとは今年もエキサイティングな年になりそーだ。
ダンディな俺っちは銀行振り込みで勘弁して貰いました。
マスターさん、境界線の熱を冷ますハイボールでもくださいな。
ここのカウンターいつの間にか低くなってたか!
ふとカウンターの桃色新聞に目を向けると。
「ー新年初雪。路地裏の小さい居酒屋、客ごと埋もれる」
「ー女子高生の格好したばばあ元特定に刺される。転生ばれか」
「ーA氏ノーベル賞受賞。ばばあ大演算の定理」
桃色天国も楽ではない。相変わらず物騒な世の中であーる。
マスター、それではまたいずれ。つお代
【以下、相変わらずひと気のない地下CLUB】
(鉄製の重いドアを開けて、空気の流れと一緒に)
どーも、2人連れの客です。
軽く飲みに来たんでカウンターで。
(隣に軽く目をやってカウンター前まで来ると、ちょっとからかうような目で)
…1人で座れます?
(手で背中を支える素振りを見せる)
(いたずらっぽい顔にちょっとぶーたれて)
できるもん。
(カウンターとバースツール両方に手をかけて、高いヒールを引っ掛けないようにしながらよいしょ、って)
…ほら!ね?
(ふふーん、て得意げに、ほめて、って)
(どや顔には…って笑って、良くできましたってボーイには聞こえない声で)
クラブとか来んのひさしぶりよな…なに飲む?
(背後のケースにずらっと並ぶ酒瓶をなんとなく見て)
俺はマイヤーズソーダを。
(仄暗くて少し埃っぽい店内をゆっくり見回してから、お隣見上げて、横顔にしばらく見惚れて、は、って前を向いて)
んー…、何にしよっかな…
わたしもマイヤーズがい。
ロックで。
(なるべくお隣に近づくように座って、一緒に酒瓶眺めるふうをしながら、ちらちらお隣見て)
ちょっと照れくさいね?
(にこにこしながら)
じゃあそれ、お願いします。
(ボーイに声を掛けてから、床に固定されたスツールの上でちょっとでもこっち寄ろうとする姿を横目で見つつ)
…照れくさいのはおまえが俺を見すぎだからじゃないっすかね?
(いつものことでもちょっと呆れ気味に、でも嬉しそうにしてんのを見ればこっちも気分はよくて)
(静かに差し出された、背の高いグラスを手に取ると、こっちからも軽く肩を寄せるようにして)
はい、乾杯。
(クラブの割に音のない店内で、グラスが触れる微かな音と、カラン…っと転がる氷の音が響く)
(でも、どうしても見ちゃうんだもん、って口の中で言いながら、グラス受け取ると軽く触れ合わせて)
かんぱーい。
(縁の薄いグラスに口をつけるとラムより先に氷が少し熱を持った唇に触れて、甘い香りが先に鼻腔をくすぐって)
何かかけてもらう?好きなのを。
(人気のないDJブースをちら、っと見てから、ガラクタに近くなってるジュークボックスに目を移して)
ボーイさんに言えばなんでも探してきてかけてくれるよね。
わたしは連休の間米津漬けでした…w
(いつもの明るい電気の下とは違う、クラブ独特の埃がちらつくような薄暗い照明の下では、いつものにこにこ顔もちょっと艶っぽく見えて…そんなことにも懐かしさを感じて、自然と口許がゆるんでくのがわかる)
ですです、魔法のジュークボックスがあったはずなんでここ。
んー、なにがいっかなー…米津だったら、とりあえず春雷あたり?
で、そっから今日は春縛りとか?
(炭酸の泡がまだ下から上に流れてるグラスを傾けて、カラカラしながら笑って)
(少しよそ行きの横顔も好きで、目が合う前に何度も盗み見ては、にこにこグラスに口をつけて)
(麻のジャケットの肩も、伸びて邪魔くさそうに結んだ髪も、いつもはすぐ触れられるのに、少しの距離が焦れったいのもここ特有で)
(気を利かせて黙って春雷をかけてくれるボーイさんに目のはしで笑いかけると、すぐオルゴールみたいなイントロが流れて)
春縛り?
お題がなかなかむずかしそう…
春の歌…んー…
(ほっぺたの辺りに智の視線を感じて、くすぐったいような甘い笑みが浮かんで)
(灰色の打ちっぱなしの壁が特大のスクリーンんになって、ネオン色のPVが流れ始めるとちょっと驚いたように)
…こんなスクリーンあったっけ?w
なんとなく春だから?
って俺も対して浮かんでこねー。
でも春を告げるはいいかも…あとはスピッツの春の歌とか?
(自分で言っといてすでにあきらめ気味)
(炭酸が効いたマイヤーズに喉を刺激されるのが気持ちよくて、既にグラスは空になりそうで)
いーよ、次は小夜の好きな曲かけて。
(ボーイに軽くグラスを掲げてもう1杯を伝えると、身体を半分小夜側に向けて、小夜越しに薄紫のスクリーンを眺めて)
(突然現れたスクリーンに楽しげに声を上げて、ピンクと薄紫の のネオンカラーに目を細めて)
もう…!
だから智が好きなの。
(スクリーンの照り返しに色が踊る智のシャツにすり寄りたげに)
もう飲んじゃったの?
(おかわりもらってるのを見ると少しびっくりしたように笑って)
強いからこれくらいなんでもないか…
B'zにも春の歌があったんじゃない?
(言い出しておいて投げ出すやんちゃな口ぶりにくすくすしながらスマホで調べて)
ほら、「春」ですって
あ!これ、そんなタイトルなのね、春を告げる
なら、次はこれがい。
…なにがだからなんだかわかりません。
(しらばっくれた顔で、運ばれて来たマイヤーズを煽って笑って)
こういうとこってグラス細くて量少ないじゃん?
(わざとボーイにも聞こえるように言うと、こっちをちらっと見たボーイにねぇ?っていたずら顔で首を傾げて、呆れた顔で黙って裏に引っ込んでっちゃうのを可笑しそうに見て)
B'zに春なんて歌あったっけ?
(スツールから身を乗り出して小夜のスマホ覗き込む)
(歌詞を見てもいまいちピンと来ず)
…とりあえずかけてみる?
春を告げるいいよね。
でも今日は本家じゃなくて、あらなるめいverでおなしゃすw
あらなるめい、かしこまりです、魔法のジュークボックスにおまかせあれー
(傷だらけのバーカウンターの上でリズムを取ってる筋ばった長い指を見つめながら音に埋もれていって)
♪ここには誰もいない ここには誰もいない…
(のどを灼きながらするすると下りていくラムの冷たさに、少しほっぺたが熱くなって)
でもここね、オケラになるまで飲んだら、後はオーナーが酒代持ってくれるらしいですよw
(バックヤードにちらついてるボーイの足元をみながら)
今日はだいじょぶよ?w
声が重なるところ、好き。
ため息みたいな声も。
誰が誰なのか知らないけどw
ってか俺おまえが留守番してる時、最近あらなるめいの春を告げるよく聴いてるよって言ったよ?
………覚えてねーの?
(またですか?って顔で、カウンターの下で手をわきっとさせて)
マジか…じゃあ朝まで飲もうぜw
(バックヤードでがたんって音が聞こえたら、2人で顔見合わせて笑って)
(ピンク色のスクリーンに照らされて、オーバーサイズシャツの中で泳ぐ小夜の身体のラインがうっすら透けて見えると、その曲線を暫く目で追って)
もうちょい居るなら、あっちのソファ席移る?
(スクリーンの真下辺りにある革張りのソファを目で指す)
あらなるめいの声のバランスほんといいよね。
春を告げるは、めいちゃんの声が一番いい。
一番最初に歌い出すやつ。
曲によってこいつが一番いいなーが変わるユニットなんだよね。
だってね、タイトルをね、あんまり気にしないでしょ?
(忘れんぼ恥ずかしそうに笑って)
次はあらなるめいのヴァンパイアねー?
(いつの間にかあらなるめい縛りw)
ん、ソファにお引っ越し…。
(高いヒールで覚束なげに足を下ろしてスツールから下りようと四苦八苦して)
…さとし、
(甘えて手を伸ばして腕に縋って、指先に少し早い夏の生地の手触りをつかまえて)
ヴァンパイア………
(呟きながら、危なっかしげにスツールを降りる腰に腕を回して)
…ここは抱っこ移動出来ませんよ?
(甘えた目に悪い顔で返すと、抱いた腰をひょいっと下ろして、腕には掴まらせたまま、グラス2つ持ってソファに移動)
(バーカウンターはソファの背中側になってる席に2人で腰を下ろすと、思いの外ふかっと身体が埋まって)
(沈み込む身体を支える感じでぴったり寄り添うと、小夜の肩に腕を回して抱いて)
くっつきたいくっつきたいが顔に出てます…
(ちょっと呆れ声で囁いても、自分も同じ気持ちだったけど…って感じで、頭抱えるように引き寄せると、軽く唇を拐ってすぐ戻り、ぽんぽんって頭撫でて)
(かしゃかしゃした音に紛れて移動しながら)
…ん、ちゃんと歩くもん…
(腰を支えられると目眩みたいに智の方へ吸い寄せられそうで、危うく踏みとどまって)
(まずはこっちおいで、の歌詞と、少しいじわるな薄い笑みが重なって、つかまった手をきゅって)
…っ、
(唇が掠めるとかぁ…って)
ゃ、もー…いじわる。
(頭ぽんぽんされると、少し焦れた声で)
会えたらいつもずーっとくっついてるんだもん…
少し焦れったいです。
(くっつきたい気持ちを見透かされたのも、焦れったさそのものも、嫌ではなくて、見苦しくない程度に寄り添って見上げて)
いじわるって、そんな顔でヴァンパイアリクエストしといてよく言いますね…
(なぁ?って、少し赤みが差した頬っぺたを指の裏ですりすりしながら)
この歌詞がわかってて言ってんでしょ?
ここソファだけど、いつもの体勢になりますか?
(焦れた感じが可愛くて、わざと耳元で囁いて)
(ぞくん…ってなったとこで、耳にも薄く唇で触れて、ちゅって音立てて)
…っ、ちが、
(かぁぁ…ってなって)
ぁ、
(耳元を掠める深い声に背中びくん、てなった瞬間に唇が触れて)
ん…っ、ゃ…
(もたれかかって体温が伝わるともう離れるの難しくて)
えー違うの?
まだ絶対いけるよーじゃないん?
(かぁってなった耳を食べるみたいにして、からかうような声で)
ほら…そんな可愛い声ボーイに聞かせないで
(言葉とは裏腹にくっつくのはやめない小夜の頭をカウンターからは見えないように腕で隠して、横向きに頭垂らすと覆い被さるようにして唇を塞ぐ)
(上からくち…っと舌で唇割って差し入れて、甘く手繰り寄せて絡めていって)
ん…、ん…っ、
(戸惑っても舌が滑り込んできたら馴染んだ動きと温度に簡単にゆるんで)
は…、ぁ…
(ゆるく絡みついて、麻の粗い手触りの腕にすがるようにきゅ、ってつかまって)
(すぐにとろ…って蕩けて、唾液が交ざって)
(背後にボーイの気配を感じても、キスを拒まない小夜にちょっと唇に笑みを浮かべて)
(本当は誰にも見せたくねーけど、自分もまだ足りないから…って、腕にすがられるまま身体ごと小夜の方向いて、もっと深く)
は…(いつものキスでも、埃っぽくてスクリーンの光がチカチカ照らす空間では気分も扇情されてって、口内唾液でとろってなったらたまらず掠れた息が漏れて)
(頭抱いてる指先に熱を宿し、くしゃっと地肌を撫でると、ゆっくり舌を残すようにして離れて)
(スクリーンのピンク色が映ったぽや顔が、いつにも増してぽわっぽわで思わず笑いが零れて)
……かーわいい顔してもー。
(ここが何処だかもわからなくなるほど簡単にうっとり溺れて、さとしのため息に背中がしびれて)
ぁ…は…
(離れてく濡れた唇を定まらない視線で追って、それがゆるやかに笑みを浮かべると視線を上げて)
ゃ、も…
(笑ってる唇に、ちゅ、ってもっかい触れて)
…すぐだめになる…
本当に…だめになりすぎです
(自分の目にも微かに熱が宿ってんのわかってるけど、それ以上にぽやな顔を呆れた顔で見下ろして、まだ半開きで濡れた唇をつ…っと親指で拭ってやって)
…でも小夜が煽ったんだからね?
(うっすら口角上げて、ボーイにnqrseの威風堂々をリクエスト)
(さやかの背中側に片足を上げちゃって、後ろから胸に抱き入れるようにして腹に腕を回し)
(小夜の肩に顎乗っけて、一緒に見て…って感じでスクリーンに顔を向けさせ、耳元で)
この歌ちゃんと聴いて。
(爆音で…ってリクエスト追加して、肩越しに顔を並べるようにしてスクリーンに映るテロップを一緒に眺める)
(ちかちか…って明滅するスクリーンに目をやって、肩に乗った顔も、お腹の腕も全部にぞくん…って)
ん…はい
(低い声で言われるまま)
(音と字幕にぞくぞく…って背中逆なでされて、お腹の手きゅ、ってつかまって)
…ゃ、も
(身に覚えのあるようなたくさんの言葉に身体熱くなって)
(うー…って)
(時には噛んだりして…んとこで、耳元で微かに笑って、爆音とソファに耳も身体も沈んでいく感じで)
(音に合わせて耳に息吹き掛けたあと、つ…って耳から首筋まで舌を這わせて)
(腹の奥から上ってくる欲が歌詞とリンクして、どく…っと鼓動でかくして)
…いいでしょこれ
(ねぇ…って耳甘く食んで、ぎゅぅっと身体抱き寄せて密着)
めっちゃ興奮する…
(今にも手のひらが身体を這いそうな声で言うと、音が止んだと同時にふっと腕をゆるめる)
そろそろ帰る?
ぁ…っん、
(唇を咬んでもため息と一緒に声がもれて)
(舌が這うとびくん…って背中そって、いやいや…って)
だめ、ゃ、ぁ…っ
(抗うように身動ぐのも弱くて)
さとし
さとしかえろ…?
(見上げる視線が揺れて、ねだるみたいに身体預けて)
ふたりがい…
(オーバーサイズのシャツが肌にこすれるのにさえぞくん、てなって)
(連れて帰って、って蕩けそうな目で振り返りぎみに見上げて)
りょーかい。
(にゅっとソファから首伸ばしてボーイに目で合図すると、忍者並みの静かさと素早さでクレカを受け取るボーイにチェックを任せて、小夜を抱き抱えるように立ち上がらせて)
なんかいろいろすんませんw
(ひさしぶりの地下クラブで好き放題しちゃったことをなんとはなしに謝ってから、カードを受け取って)
彼女こんななんで今日は帰ります。
ご馳走さまでした。
(小夜を腕にぶら下げたまま、また重いドアを開けて路地へと出ていく)
【以下、静かな地下CLUB】