最後かな。

これ、まだ出るね。でももうお口は気持ちが悪い。
そういうと嫁はワンピースタイプの喪服の裾をたぐって、ストッキングと下着を下げました。そしてソファに片膝をたてて、後ろから入れていいよとといいます。
私はいわれるがまま立ち上がり、喪服の裾をまくりました。真っ暗な部屋に白い嫁のおしりだけが浮かび上がります。

嫁のあそこはさらさらした愛液で濡れていました。
たぶん本気汁ではない、ただ濡れただけの状態です。それでもいいと言うのでそのまま後ろから挿入しました。

思えば、私も嫁も、母の闘病にために離れて生活していたため、お互いにいろいろ溜め込んでいたなぁと改めて思いました。

いろいろな感情や感覚が交錯し、快楽はあっという間にやってきます。そのまま出してというので、その言葉の魅力によって、あっけなく嫁の中でどくんどくんと逝ってしまいました。
たぶんほとんど精子は出ていない感じなのですが、空撃ちとは思えない激しい快楽を感じました。

嫁は手際よく大きい夜用の生理用品を下着にあてると、精子がこぼれないように下着をあげ、身なりを整え、最後に折り詰め弁当のウェットティッシュで私の下半身を拭き、私にタオルケットをかけると部屋をでていきました。

それから数時間、泥人形のように眠りました。
たった数時間の仮眠でしたが、何日も徹夜していたとは思えないような、まるで生まれ変わったように頭と体が爽快でした。

その後も、まるで何事もなかったかのように自然に振るう舞う嫁でしたが、その体のなかに私の精子を隠し持っているのを想像すると、もはやブルゾンが気にもならなくなり、喪主として勤めあげることができました。


普段はおっとりしていて、若干の天然さんの嫁です。
そんな嫁が一切証拠を残さず、無駄なく、手際よく、もやっとした私の悪いものすべて体一つで封印してくれたような、そんな出来事でした。

長文、駄文失礼しました。