>>923の続き
シャワーを浴びて前回と同じプレイルームを使う事にした
扉の鍵もかけれるし、扉が開けっぱなしだと、覗きや乱入OKという意味らしい、当然鍵はかける
ローブの下は俺はまたボクサーパンツ、嫁は今回はマリンブルーのキャミとパンツ
ガチャピン親父はトランクスで奥さんはレースが付いた高そうなセクシーな下着、アダルトショップで売ってるようなのとはちょっと違う(イタリアの高級下着だと嫁が後で教えてくれた)
少し雑談した後、ガチャピン親父が「で、今夜はこの前の続きという事でいいですか?お若いご夫婦もひとつステップを上がるという事で」
来たよ、しかもあからさまに、なんちゅう言い方
俺は決めていた通りに嫁の顔を見るが、嫁は少し下を向いて迷っているようだ
しばらく気まずい沈黙が続く
俺が何も言わないので、ガチャピン親父も奥さんも、全員が嫁の方を見ている形になる
これはマズい
嫁が雰囲気でプレッシャー受けてるみたいになってる
嫁の意思を優先するつもりが、丸投げしたみたいで俺も辛い
俺が何か言おうとしたら、嫁が顔を上げて俺の目を見て、微かに頷いた
(いいのか?)と目で合図したが、嫁がもうひとつ頷いた
「じゃ、決まりましたね、楽しみましょう」ガチャピン親父が嬉しそうに言う
「あの…」俺は何か言わないといけないと思って口を開く
「妻が嫌がる事は無理強いはしないで下さい、お願いします」「はい、お約束します」俺の言葉にガチャピン親父も真剣な表情で答えた
「それとあの…」俺が言いよどむとガチャピン親父は何か?という顔をする
「…ゴムは使って下さい」俺は小さい声で言った、言ってしまった
するとガチャピン親父は「もちろんです、マナーですから」と踊り出しそうなくらいの満面の笑みを浮かべた
俺は嫁の顔をとても見れない
俺は死んだら地獄行きが決定した気がした