>>38
視覚的効果を述べているのに、なぜ白抜きのような呉れを好むと
判断したのか苦笑した。言いたかったのは視覚、文脈の緩急。
ここぞというところで使用して文章が際立つ効果があるのは既知。
たとえば比喩ひとつとっても譬喩・直喩・隠喩・換喩・提喩・諷喩。
これだけの漢字があり、英語と違い複雑な形を取る。
こういった比喩の形容を用い、漢字を駆使して嬌声をすべてを
描写することが、客観的に美しいと感じることができるだろうか。
遺物とまで言わないが、文学への憧憬の感慨すらある。そして
勃起小説で純文学を瞻視することに、どれだけの意味があるのか。
官能描写には有効かもしれない。嗜好の違いだという意見もあるだろう。
それも小説と詩の表現の差異を熟知して、文面にきっちりと
反映されることが前提となる。詩は詩であって、小説ではない。
小説に詩の表現を取り込んで、違和感がないというのは嘘だ。
勃起小説は陽根を屹立して意味がある。文学の幻視の如き
媾合表現を決して否定するものではないが、
勃起小説の培われてきた、紋切り型表現も否定されるものでもない。
最後に、下品という言い方が勃起小説でよくいわれるが、表層と志し。
柄は悪くても品があるという言い方もあることを付け加えておく。


読みにくくないかな。ここまで推量してくれとは、最初から
望んではいなかったが、少しは考えてくださいね。