落語家には、それぞれ所属する団体があるのであり、笑点メンバーの場合…
落語協会 こん平、木久蔵
落語芸術協会 歌丸、小遊三
円楽党 円楽(司会)、好楽、楽太郎
所属する落語家の数に比して円楽党の占める割合が大きい。
これは円楽の実力によると言われるが、ピンクの動きによって生じたものでもある。
笑点メンバーであることは当の本人たちにとって、
はかりしれない宣伝効果があり、最近ではメンバー交代は起こっていない。
本人の既得権益であるとともに、所属団体の権益であるともいえ、
ふつう交代がある場合、後任は前任者の所属団体から出すことで
バランスを保ってきた経緯がある。
ピンクはもともと落語協会だったが、
円楽党に移籍した段階で勢力図が大きく崩れたわけである。