痛みさえも緩和すると言う説がある。

本筋から逸れるため書かない予定だった話だが、心を病んだ女性を抱いた時に私はオキシトシンの存在を強く意識した。

少しだけかいつまんで書くと、表面化していたのは摂食障害、自傷癖、ODなどだが、根底に解離があった。そしてそれは解離性同一性障害まで悪化していた。

その女性が事後にとても穏やかな顔で「どの薬よりも落ち着く」と言った。

抱擁ホルモンとも言われるオキシトシンは女性が愛する男性に抱かれていれば多少なりとも分泌される。体をさするだけでも出るとさえ言う。

不安や心身の痛みを緩和する効果は、女性が感じることに寄与すると考える。