なお、前スレで出した大塚英志氏の評論は、以下のものです。該当部分を以下に引用します。

「物語消滅論」(大塚英志/角川oneテーマ21)p39〜40

「こういった『現実」の上でのサービスに加えて、拡大していったのが創作支援ソフトです。
『イラストレーター』や『フォトショップ』というCG製作ソフトは、
手作業ではその使い手が実現できない水準のイラストを可能にしました。
だから、本来、イラストレーターになるほどのレベルに無いものまでもが、
イラストレーターになってしまうという事態が生じています。
(中略)
イラスト用の支援ソフトと、映像用の支援ソフトを使えば
深海誠の『ほしのこえ』のようにアニメを一人で自宅で作れてしまう
水準に支援ツールはあります。
コミック製作支援ソフトは完全に実用化されています。