これは異論があるとは思うけど、俺は好きな事しながら普通の生活が出来る
だけでもすごく贅沢だと思ってる。アニメやりたくて
アニメーター目指してなれた、飯が食えた、家族も養えた、こんな贅沢な事は
無いと思う。逆に言うと今の業界で普通の生活もままならない人は、極論だが
消えてもらっても構わない。むしろその連中が、はっきり言って単価を下げてる
一番の原因だし当然クオリティも下げている訳だ。

アニメーターの大半は高卒だが高卒30代で一千万の年収貰える会社って多くは無いだろう。
国内で2割にも満たない一流企業を基準にされても困る。しかも高卒じゃ入れても貰えない。
俺の周り見渡しただけでも一千万稼ぐアニメーターは何人かいる。決して珍しくは無い。
沖浦さんが一千万止まりとあったが、あんなに仕事量の少ない人が一千万貰ってる事事態が
すごい事で、あの人がもう少し仕事量増やせばもっと稼げてもなんら不思議は無い。
要はプロとして最低限の実力があれば普通に中流の生活が出来るし、才能と努力によっては
もっと上だって目指せる。新人の頃の貧乏は下積みだと思って受け入れろと言いたい訳だ。
そもそも役者目指してる若手劇団員や新人お笑いタレントが食えないと言って不満を言うだろうか、
むしろ楽しんでる様な話しか聞いたことないぞ。しかも生活費は本業以外のアルバイトで稼いでる。
なんでアニメーターだけが下積みを下積みと受け入れず、搾取されてると言い張るんだ?
人と違う生き方するにはそれなりにリスクがあるもんだ。それを乗り切った人だけが好きな事だけして
生きていける権利を得られるんじゃないだろうか。
ここでは底辺アニメーターの泣き言や妬み恨みは聞きたくない。よそでやって欲しい。
俺自身別に勝ち組アニメーターでもなんでもない、普通のプロアニメーターだ。
でもそこそこ食えてるし嫁、子供も養ってる。
そういう普通にやってるアニメーターが実は大半だと思うけどなぁ。
他所でも書いたが絵を描いて大金持ちになりたいのなら漫画家目指した方がいいよ。