リリオ「あ〜お腹すいた。やっとお昼ご飯の時間ね。頂きます。」

リリオは、午前中の労働を終えて鉱山の食堂で昼食を摂っていた。
すると、一人の少女が話しかけてきた。

少女「あれ、見かけない娘だね。君、名前は?」

リリオ「はい、私はリリオです。歳は10歳です。」

少女「初めまして、リリオちゃん。私はアンジュです。歳は12歳よ。」

リリオ「初めまして、アンジュさん。」

アンジュ「『さん』なんて付けなくていいよ。そんなに畏まらないで。」

リリオ「ア・ン・ジュ....お姉ちゃん!」

と、二人は隣り合って談笑しながら食事をした。
そうして、楽しい時間は瞬く間に過ぎていった。