私はただ、皆様に喜んでもらいたい一心で、それだけで絵を描いてきたつもりです。
絵を始めるのも大変遅く、これから画力が向上するのかどうかも不安な中、自分の心を奮い立たせながら絵を描くことを継続してまいりました。
途中、仕事の都合で絵を描けなかった期間もありましたが、3年に渡り絵を描き続けることが出来たことは、私の誇りであります。
あまり長々と前置きをするのも、皆様方のお手間を取らせることとなってしまいますので、簡潔に申し上げたいと思います。
私は、今回の絵を限りにＲ−１８・Ｒ−１８Ｇ界隈から撤退しようと考えています。
まだ、絵を上げ始めた頃には気づきませんでしたが、どうやら私の絵はあまり必要とされていないようなのです。
それはいずれ年月により画力が向上することで改善すると思われたのですが、現実問題としてそれは改善されませんでした。
私の”点数・ブクマ・enty支援者数”を見ればよくわかることとは思いますが、私の絵を必要としている人はいなかったのです。
この問題は私の精神を少しずつ、しかし着実に蝕んでいきました。
私の絵には、月100円程の価値も存在していなかったのです。
entyを始めた頃には、少なくとも20人ぐらいは私の絵に100円以上の価値を感じてくれると考えていました。
とんだうぬぼれ・あほうとしか言いようがありませんね。
しかしもう遅いのです。entyを始めたことにより、自覚されたのです。
私の絵にたかだか梅干しおにぎり一つ分の価値すらないということに。
私が1か月間必死になって絵を描いても、私は梅干しおにぎり一つすら口に出来ないのです。
その過酷な現実を思い知らされてしまったのです。
しかし、もっと辛いことには無料で出来る点数やブクマすらもらえないことなのです。
私が描いている絵はニッチなフェチを扱っていますから、見に来る人はその属性を辿って、
タグを検索して見に来てくれるわけです。しかし、それでも点数やブクマがもらえないのです。私にはわかります。
タグで見に来てくれた人が、私の絵を見て失望し、そのまま帰っていくのです。
私の絵の評価率をみればわかることですが、30人来て1人も評価しないのです。
その程度の絵なのです。
この3年間でやっと確信に至ることが出来たのです。
私の絵は必要とされていなかったのです。
これは、皆様に喜んでもらいたい一心で絵を描いてきた私には辛すぎる事実でした。
ただこれが現実なのです。
私を応援してくださった皆様には大変申し訳ないのですが、こういうことですからもう私は成人向けの絵は描かないかと思います。
きっと、この絵もいつもと同じ結果を残すでしょう。そしてそれでおしまいです。