向こうの話題を持ってくるようで済まないが、一応書きたくて書く。
昔社会学部で死生学を学んでた時に聞いた話なんだけど
ベッドで死にゆく人の7割の人間が後悔して死んでいくらしい。
どういう後悔をするかというと簡単にいうとこう。
「もっと自分を愛せばよかった」

社会のお上が言うことを真に受けて、
我慢して勉強し、我慢して職に就き、
幸いな人は家族を持ち、それを保つ為に更に働き、
気付けばベッドの上にいる。
自分が稼いできた金の大半は国に持っていかれ、
その残飯を親族が取り争って殺伐としている雰囲気を感じる。
ただもう目は見えない、耳も聞こえない、ろくに喋れないし、手足も動かせない。
ただその殺伐とした雰囲気を感じながらこう思う。

「もっと自分を愛せばよかった。joy(喜び)を大切にして生きればよかった。
あの楽しさ、温もり、全て忘れてしまった。
置き去ってしまった。もう取り戻せない。
私はこのまま…」

息を引き取る。
私はその7割の中の人間に入りたくないが為に
今という時間を一生懸命楽しく過ごしている。
妻と話しながら、この文章を打っている間も。
次の瞬間隕石やら地震やらなんやらで死んだとしても
私はいつでも言える。

「生きてて楽しかった」

その後は天国だから言わずもがな。
安泰ね!
これだけ言いたかった。長文失礼。