(はぁっ……)
(狩りを終えて、風呂にも入らず)
(ふらふらと部屋に戻ると、いつもの赤を基調とした姿でベッドに倒れこむ)
また、リムルに迷惑かけちゃった……
(自分でも最低の狩りだったと思う)
(体が火照って、満足に集中できず)
(何度もリムルを危ない目にあわせて、助けてもらって……)
(……明日、しっかり謝らなくちゃ……)

(ネロの紹介でギルドに入ってから、半年が過ぎていた)
(心の傷は癒え、リムルという素敵な友達も出来た)
(だが、最近の自分は迷惑ばかりかけている)
(…………)
(フルフルの子を産み、アナルも犯されきった体)
(初めのうちはネロに手伝ってもらうこともあったが、
この数ヶ月、家族同然にまで親しくなってしまったネロとフルフルには
恥ずかしすぎて頼めなくなっていて)
(それに、今は……家族とも違う、親しい気持ちを抱く人がいて)
リムル……
(自分の不注意を叱られて、ついかっとなって逃げるように部屋に戻ったが)
(リムルのことを思い出すと、自然とストッキングの上に手が伸びていた)