>>134
はぁ、……っ
だ、誰ですか……ん、ぅっ!?
(お尻が少し浮いたことで息ができて一瞬ホッとする)
(そのまま非難の声を上げようとしたら、またすぐに勢いよくお尻を押し付けられて)
(顔が歪みそうな衝撃による痛さと鼻を刺激する臭いに顔をしかめてしまう)

(頭に手を置かれると反射的に払いたくなるが、今の状況に対する恐怖から体が動かない)
(年上の中年らしき男性の眼差しに、反抗的な目を返すのが精一杯)
(要求に応じるつもりはなかった)
(だが、頬と耳に押し付けられる男性の腿の感触は気持ち悪く)
(上に跨がられた状態では文緒の力では逃げ出せない)
(どうすれば……)
(考えながら視線を動かすと、視界に入るモノがあった)
(男性の象徴であるソレを一瞬怯えた眼差しで見てから意を決した)

(お尻を舐めることで満足してもらえるなら……)
(恐る恐る唇を突き出して、男性の肛門に今度は自分の意志でキスをする)
(それから口を開いて舌を伸ばし、弱々しく舐め始めた)
(味については意識しないようにしていても、口の中に入る臭いに苦渋の表情を見せてしまう)