>>142
(暴力で脅しをかけてくる男性を見て卑劣な男だと感じる)
(だが本当に暴力を振るいかねないのはよく理解できて、歯向かえない)
(悔しさを胸に抱きながら脅しに屈するしかなかった)

ぁ、っ……っ、っ
(スカートを捲られて下着を見られるだけでも顔が赤くなるほど恥ずかしい)
(それだけでなく、ショーツを撫でられて身体が震えた)
(ぞわりとした感覚と共に触られたことに対する嫌悪感が押し寄せる)
(足をまた動かして抵抗しようとしたが、口を開けられたままで息苦しさで意識が乱れる)
(辛うじてできたのは太ももを擦り合わせるような小さな抵抗だが、それを無視して男性は付け根や腿を撫でた)
(イヤ……イヤ……!)
(どこまで触る気なのかわからず、暗い未来が脳裏をよぎる)
……っ!?
(また下半身に気を取られてしまっていた)
(男性の言葉の意味を考える間も無く、口の中に何かが入ってくる)
(お尻とは違う独特な臭気が口内に押し寄せて、舌に触れると苦味が広がった)
(小さな文緒の口いっぱいに突き立てられたそれが男性器だと、すぐに信じられなかった)
(それでも、生き物のように脈動して熱を放つそれが男性の身体の一部なのは疑いようもない)
(吐き出したい…と思った)
(男性に注意されるまでもなく、噛もうとは思わない)
(自分の意志で口を動かして触れたくない…)

(でも、そんな消極的な態度を男性は許さなかった)
(文緒に男性器をしゃぶれという信じられない指示を出しながら、腰を動かし出す)
(喉の奥目掛けて太いものが口の中を上下に動いて、息苦しさが増していく)
(閉じていた瞼の縁から涙が一筋溢れて流れ落ちていった)
(その涙を嘲笑うように男性の陰嚢が目や鼻に何度もぶつけられる)
(なんで…なんでこんなこと…)
(男性の理不尽さに怒りも湧かずただ悲観的な気分になっていく)
……っ、っ
(落ち込む暇はないと言いたげな手が、文緒の頬に当てられて、ビクッと怯えるように震えた)
(ここまで来て更に痛い思いをするくらいなら…)
(覚悟を決めると、文緒は小さな唇を男性器に勢いよく吸い付かせた)
ん、ぢゅぷっ、ちゅ、んんっ…
(餌を与えられた鯉のように勢いよく肉棒を自分から咥え込む)
(弱々しくしゃぶるのでは、腰を動かす男性に気付かれず叩かれそうで)
(確りしゃぶってると伝えるために、吸い付いた後は音を立てて、熱いキスをするように唇を押し付ける)
んぁ…ちゅぅ……っ、ふぅ……れろっ、ん
(口を開くと違う場所にも吸い付いてから息を整え、今度は小さな舌を伸ばす)
(亀頭と幹の間の段差の部分を舌先で舐めたり、亀頭全体を舐め回したりしていく)
(口の中には男性器の臭いや味が染み込むように流れ込んできていて、涙が次々と溢れていく)