>>380
え…僕の事ですか?
(疲労感から眠気を覚え始めた矢先に、聞こえて来た声の方向を見ると
そこには、傘を差し買い物袋を下げた一人の青年の姿があって)
(どう考えても、自分の事を指しているのに聞き返す様子は、何処と無く
滑稽な物で)

えぇ、突然、降られちゃって…
(普通なら、傘に入れて欲しい等と頼むのだろうが、過去の経験から
他人に必要以上に気を遣うエミリオの性格から、その一言が言い出せなく
雨に打たれるままで)


【文章量に関しては、お気になさらずに、自分の範囲でどうぞ】