>>30
三次創作の再現度では前作と比べ大いに怪しいものがあるが。
好事家からの非難を覚悟して、別人と割り切るのだな。随分と世慣れた事だ。

いや、そう謙遜する事は無い。糠やら黍やらの混ぜものをした餡も風味があって好ましいものだ。
(腕組みをして、饅頭を頬張る様をじっと見つめ)
……よし。では私もひとつ失敬するとしよう。っと…。

……ん〜っ、旨い!濃厚な大納言の食感、ほのかに匂う酒粕の香り…
学園の食には精通した積もりでいたが、まだまだこのような甘味があったとはな。
いったい何処の店だ?
(頬に手を当て、幸せそうな顔で饅頭を頬張っていたが)
(やがて両眼がとろんとして来て、ふらりと肩が揺れ)

……む…?目の前がゆらゆらと…何故か力が入らぬ……
ッ………!まさか、お主……謀っ………
(一瞬、鬼のような形相で相手を睨みつけるが)
(畳の上にぱたりと倒れ臥すと、静かに寝息を立てはじめた)

【丁寧な指示傷み入る。そのつもりで相手させて頂こう】
【無論時間が許せばの話だがな。何卒よしなに頼む】