保守


ボクは狩人見習いのアルカス。一人前の狩猟人になるため日々の鍛錬を忘れない

そんなある日、村である大物の話で持ちきりになった。その話では青い毛の大きな球体が出没するらしい

それを見た男はその圧倒的な存在感が忘れられず茫然自失に陥り、女は愕然として中には失意へと流されるという。その青い球体の名前は『カリスト』

その『カリスト』は攻撃を仕掛けてこないらしく。武器が無くても、その気になれば素手で捕まえることも出来るから、ボクみたいな見習いにも出来るらしい

…だけど、まだ誰も捕まえられず、捕まえたことで怒られるだろうと聞くから全く判らない

怒られる理由なんて判るわけもないし、ボクも認められるから行くっきゃない!

―ということで、ボクは村を出て森に入り何時間も掛けて『カリスト』の出没するポイントまで出向く

そのうち、森の中が眩い光で溢れる。
「これは…湖?……まぶしい…」

ボクは余りの眩しさに目を瞑る。瞑る瞬間に青い毛モノが見えた
ボクは青い物体に目掛けて手を伸ばし、捕獲するべく突進する

「わあぁぁぁ〜!!仕留めたり!」
『むにゅっ』
「きゃあ!」
眩しくては何も見れないボクの手に『カリスト』の言い伝え通りの柔らかい手触りともに、悲鳴が上がった

「やだぁ…手を放して下さいぃ…」
可愛らしい女性の声がボクの行いを止めるよう促す。眩しさに視力が慣れてきたのでようやく目を開ける。
目の前には青髪で眼鏡を掛けた愛の女神ルナさま。ボクの手はそんなルナさまの、大きなおっぱいを鷲掴みしていた