>>504
(振り向く動作がひどくゆっくりに見えたが、美雪の身体は悲しいほど動こうとしない)
ぁ…あ…っ…!
(昼までの全裸徘徊…リスクを伴う行為をしていて今までに何度か見られてしまった事があった美雪だが)
(その目撃者がまだ年端もいかない子供だったり軽く惚けたお年寄りだったりした事もあり)
(今まではまさに運が良かっただけ…ひょっとして今日今までのツケを払わなけれなならない程)
(酷い事が起きてしまうのでは…それが今まさにこの時ではないか…)
(心臓がバクバクして頭の中が真っ白になっていって…興奮、緊張、恐怖…それらで)
(次の取るべき行動が上手く頭の中がまとまらなくなる)
ひぅッ…!?
(こちらに向けて振り向いた顔…その顔が一瞬何が起きたのか判らないという顔になり)
(信じられないものを見た…そんな事を言いたげに目が大きく開かれてゆく)
ぁッ…っ…こ…これは…っ…ぃやっ…ぁッ…!
(怖くて目が合わせられない…そう思っていたのに相手の顔を見てしまう…いつも裸を見せてる子供達よりは)
(明らかに年齢が上なのだろうか…これでは誤魔化しが効かない…)
(脚が固まって動けない…そんな状況下で何かしなければ…何か言わなければ…)
(かろうじて動く手で身体を庇う様にするが、美雪の94cmの豊かな乳房を画すことが出来ず)
(乳首は両方とも丸出しの状態で股間を隠そうとしていた手はずれて繁みも無効には丸見え…)
っ…!
(向こうも…男の子の方もすぐには現実の事と受け止められずそれどころか美雪の裸をすぐに認識できなかったのか)
(うろたえた様にその口から「裸…」と言う言葉が出てきた時美雪はその幼い顔を真っ赤にし涙を浮かべる)
(ダメ…脅される…酷い事されちゃう…逃げられない…騒がれて人を呼ばれちゃう…)
(美雪の頭の中でこの後の想像が悪い方向に進んでゆく…が)
ひっ…!?…ぇっ……?
(男の子の身体が動いた…それを認識した時、美雪はこちらに向かってくると思ったのだが)
(ただ単に向こうが驚いて腰を抜かしたように尻もちをついている事に戸惑う)
(逃げるなら今…そう思ったのだが、自分のせいで尻もちをついた子供をそのままには…)
(普段は物腰が柔らかく気の優しい美雪は一瞬男の子を心配する)
……ぁ…あの…ぁ…ごめんなさい…だい、じょう…ぶ…っ…あっ…?
(状況に怯えながらも男の子に歩み寄り助け起こそうと、股間が見えない様に腰を引いて)
(股間を隠していた方の手を男の子に伸ばそうとするが、男の子が持っていたスマホから)
(聞こえるシャッター音…)