四名画事件のラスト
キッドの狙い通り、撃ったトランプが蘭のベルトに命中してたら…

鋭いカードの切っ先は皮のベルトさえ容易く切り裂いた。
ストンと抵抗無くスカートは足元に落ちる。
「き、きゃあああああああああ!!?」
屋敷に鮮やかな悲鳴が響き渡った。
蘭は落ちたスカートを持ち上げる事に頭が回らず、兎に角両手で露になった部分を隠す。
「おほっv俺の予想通りv」
そう、その日蘭が穿いていたの物は確かに「真っ白」であった。
「て、て、て、てめええ!!」
蘭に負けず劣らず顔を真っ赤にしたコナンは窓際に居るはずのキッドに振り向くが、既に奴は飛び去った後だった。
「キ、キ、キッドおおおお!絶っっっ対許さない許さない許さなあああい!!!」
頭から湯気を立て、拳を震わせる蘭であった。

「あなたにされた事、絶対!忘れないんだからっ」再びw