>>213を受けて

細い身体に有り余る、純粋な心とは裏腹な欲望
眠ることすら邪魔をする火照りを鎮めるために、蘭は夜の街を彷徨う…
出会い、肌を重ね、蘭の心を通り過ぎて行った男達
「多分、お前が初恋だよ…お前以外欲しくないから。出来れば、お前が欲しいと思うのも俺だけだと最高なんだけど」
「俺のベッドはいつだって空いてるよ。いつだって俺を呼べば良い。或いは、俺が君の所に飛んでいくから」
「なぁ、このままここに、俺の腕ん中に居れや…何も不自由はさせへん。心も身体もな」
「あの、僕は大して経験もないし下手かもしれませんけど、でもあなたを悦ばせたいって気持ちは誰にも負けません…!」

「雪が綺麗…ねぇこんな寒い夜は、この積もる雪が溶けちゃうくらい熱くなりたいよね…」
今宵、白いシーツの海に横たわる蘭の濡れた瞳に映るのは誰であろうか…