>>136
……お母様方の血なのかしら。
子元殿は貴方程に逞しい体つきにはならないようね。
(触った感触から単純に鍛え方の差だけではないものを感じて呟く)
(同時に自分とも違うはっきりとした差を感じ、体を重ねることへの高揚感が強くなった)
(その目に見て知れる違いである乳房を丁寧に捏ねる手つきに)
(薄く開いた唇から浅く早い吐息が繰り返し漏れて)

注目、っていうか……。……それはもう、仕方ないんじゃないかしら。
単純だけど、それが兵達の士気に繋がるんなら……って。
(当然不埒なことをしようとする輩がいれば、怖い「お仕置き」が待っていることは確かだ)
(普段は意識しない、両手に弄ばれている乳房がじんじんと疼いてくる)
(やがて真っ白な乳房が覆いを剥がされて相手の目の前に晒されると)
(その疼きは一層大きくなって羞恥心を煽った)

興、奮…。
(言われれば納得はするけれど、実感は湧かない)
(そういうものだ、と言われれば理解する程度だ。ただ早くなる動悸は確かに精神状態が波打っていることを表し)
(薄紅色の乳房の先がぴんと尖り始めるのに時間はかからなかった)
(しっとりと汗ばんだ肌がより吸い付くような感触を相手の手のひらに返し)
はあ、ぁ……っ、子上、どの……っう、ん……!
(上擦った声が甘く響き、胸だけでなく全身──殊に下腹部の辺りに熱がたまるのを感じて)
(腰が逃げをうつように後退したがるが、組み敷く相手の体がそれを許さず)