>>299
なんで疑問形なんだよ…問い詰めてるのか?尋問なのか、これは。
どんな顔すりゃいいかわからねぇよ、笑えばいいのか?
(小首を傾げて素の声でこんなこと言われたら困る)
(ぼっちなりにどうすりゃいいか考えての仕草だからこそ、同類の自分の胸を鷲掴みにする)

ん……っ、ちゅ、ちゅむっ、ちゅ……う、わ………
……ちゅっ………ちゅ、ちゅるっ…ん、むっ…
(決してされるがままではなく、自分から舌を絡めようとするのだが)
(舌先同士でぶつかったりしてしまってなかなかうまくいかない)
(しかし、すぐに雪ノ下がフォローして舌を絡めてくる…初めて同士なのに、なにこのスペックの違いは)
……っ…な、なにがだ!?……今謝るとこか?
(雪ノ下が何について謝ったのかわからないが、正直それどころではなかったりする)
(首に腕を回されて密着してるおかげで、雪ノ下の太ももが当たる…困った場所に)
(雪ノ下に他意がなくとも、俺が意識しなくとも、10代半ばの男の生理現象は如何ともしがたく)
……ちゅっ……雪ノ下…っ、ワリ……
(こっちが謝る番だが、何についてかは言えん)
(密着してキスし続けてる限り隠しようがないので、謝るしかないのだ)
(ズボン越しに固くなったのが雪ノ下に当たって…男子高校生はちょっとしたことでこうなるからマジ大変なんだよ)
(とはいえ、怪我の功名というか居直りというか、自分の性欲を見せてしまったおかげでちょっと覚悟もできてしまった)
……雪ノ下、…自分でもすっげーキモイぐらい興奮してるから、
キモイって言ってもいいぜ……今さらそんなんじゃビクともしねぇしな。
なんだったらいつもの氷点直下口撃してもいいからな……す、好きにしていいぜ……。
(雪ノ下を抱きしめる腕を解いて、背中から手を下ろしながらお尻を触る。手はちょっと震えている)
(そのまま自分側に引き付けるようにして触りながら、目を逸らしまくって)
(大胆な行動に出つつ、拒否りたかっらとうぞとばかり自分から逃げ口上。全力で逃げる準備も万端だ)
……っ…ちゅっ……雪ノ下……
(気持ちを込めて名前を呼んで、キスし、お尻を触りながら…自分の固くなった場所を堂々と相手に当てる)
(初めて触ったお尻の感触は怖いけど気持ちいい…一秒後に痴漢認定される恐怖と隣り合わせだが)

【お待たせ、今夜もよろしくな。雪ノ下】