>>453
へへ、それはそれでちょっといいかも、なんて思っちゃった。
……きっとこの気持ちの答えは、すぐになんて見つかってくれない。
だから、一緒に考えよう。ゆっくりでもいいから、ね?

そりゃ……言ったけど…ひぁぁっ♪♪
(吐息が強くなって、背筋のぞくぞくも更に増して)
(へなへなと、体から力が抜けてしまったみたいに妹紅にもたれかかって)
……ん。うん。信じてる、から。もこ……。
(かすれた声でそう言うと、弱弱しく手を回して妹紅の腰を抱いて)
(来るであろう痛みを、身を堅くして待ち構えようとしたけれど)
ぁ……ゃ、それ、だめ……っ、力、抜けちゃ……っっっ!?
(ぷっくりと膨れ上がり、触れられるだけでも痺れるような快感を伝える乳首を撫でられて)
(くすぐったさにも似た快感に、一瞬全身の力が抜けて。その瞬間に)
(ガリ、と鋭い痛みが背中に走った)

ぁ……く、ふ、ふー……っ。
(皮膚が引っかかれて、その後から一筋赤い線が生まれて、そのままじんわりと血が滲んでいく)
(痛みはあったけれど、妖怪の身にとっては大したことのない痛み。そのはずなのに)
(引っかかれた背中がじんじんと熱い、その熱さが、胸を弄られる快感と絡み合ってるみたいで)
なに……今、の。痛くて、びりびりして……んぅ。
(痛いけど気持ちいい、痛いのに気持ちいい)

……気持ち、いい。
(痛いのが気持ちいい、そんな風に、頭の中で錯覚してしまった)