マツタケは…さすがに別ですね。
美味しいですけど。ええ、とても美味しくて縁遠い存在ですけれど。
盆栽の定番とはいえ他の二者にそこまで勝っているとも言えず、これではたけのこも梅干も立つ瀬がありません。
朝ごはんに乗せる梅干を愛する私はこの序列にどうしても納得がいかないのです。
(真剣に眉を寄せて熱心に主張して)
紫苑……ですか……
(花言葉は遠くにある人を思う…なんで急に花言葉なんて思い出したのだろう?)
(ただ、ふとそうした言葉が脳裏をよぎった)
ええ、ちょっと言葉が足りませんでしたね。強行スケジュールで旅行しまして雪で新幹線が止まってしまいました。
滑り止めでリリアンを受けていなければ高校浪人になっていたところです。危うし危うし。
…数十年ぶりの仏像のご開帳とあってはこれはもう無茶してでもいく他ありませんでした。
>>124
ふふふ、お姉さまの愛情。目いっぱいもらっちゃいました。
厳しさこそ一番の愛情っていいますものね。
いえいえ、そう見えるかも知れませんが実はそうでもありませんよお姉さま?
先代様はともかく私は自分でも時々自分の事馬鹿だなーって思っちゃいますもん。
そして馬鹿になれる人間がある意味で一番賢いのかなとも思います。
(きゅっと手を握って温かみに瞳を輝かせて)
どこへでも付いていくよ。志摩子さんがいてくれる場所ならそこが私にとって一番楽しい場所だもん。
志摩子さんからもリクエストをくれると嬉しいかな。
二人でいっぱいいろんなところ周ろうね?
……ぁ………
(耳を擽る甘い囁き。微かな声と絡み合う指先に胸がときめき)
……うん、いろんなお話…しようねっ
(小さく囁きを返すと背中に腕を回して少しだけ抱きしめてから身を離し)
お姉さま先代様。少し早いですけれど今日は部屋に妹…あ、スールではなく実家の妹が遊びに来てますので先に失礼しますね?
ごきげんよう。
(小さくお辞儀をしてビスケット扉を潜っていった)
(部屋を出てから自分は一年、したがってその説明は不要だったことを思い出して少しはずかしくなり)
【ありがとう志摩子さん。ふふふー初めて顔を出した時は乃梨子が動かしやすいかな。くらいの軽い気持ちなんだけどね】
【そんなに喜んでもらえたなら本当に嬉しいよ】
【ふふっ妹は図太いのです。その時は本当に遠慮しないよ。でも気を回してくれてありがとう】
【それじゃあこれで…お休みなさいごきげんようお姉さま先代様】