そうですね、最近じゃ観光地は厳しいようですから。
お姉さまみたいなきちんとした素行をなされる人が来てくれるのがなによりだと思います。
ホテルですか、旅館でしょうか。旅館のほうをお奨めしますけど……。
(金に近い茶色の髪を撫でられると目を細め、お姉さまを見上げ)
私は嗜んでいないから分からないんですけどキャラメルや飴で代用できるものなんですか?
あ、……わかります?私の前だとすごく生き生きとしているっていうんでしょうか。
でもお姉さまにも少しずつ打ち解けてきてる気がしますけど。
そうですね、ある意味、私達三人は一蓮托生なのかもしれませんね。
(クスス、と笑みを漏らしながら手元で口を押さえながら)
でもきっと打ち解けますよ。きっとお父上もお喜びになると思います。
(両手で抱かれ、今度は強く抱き締められると心拍数が跳ね、呼吸が止まる)
ガイドだったらやとうしかありませんね、流石に勝手に入るわけにもいきませんし。
……んっ……っ、ぅ……。
(身震いを起こす痺れる唇。上側より落とされたキスに頬を上気させ)
(もっと欲しがるように身体が求めるのを振り切り離れる)
……それじゃあ今日は帰りましょうか、お姉さま。
そういえば教え忘れてたお店、案内します。
(鞄を取ってお姉さまの鞄を手渡す。自分のを取ると笑みを浮かべて)
【いえ、私も眠気が来ていましたのでちょうど良かったかもしれません】
【なので私もこれで〆切にしておきますね。お疲れさまでしたお姉さま】
【それじゃおやすみなさい、楽しかったです。また次の時に】
【ごきげんよう】