>>11
(マフラーに包まれて、驚いたお姉さまの顔を笑顔で覗き込む)
ごめん遊ばせ――お姉さま、乃梨子。
大胆なのは、お姉さまと乃梨子がこうして近くにいてくれているからです。
いつもの私はもっと小さくて、寂しがりでか弱い、うさぎみたいな人間ですから。
(お姉さまの吐息が私に触れる。それは乃梨子にも届くような僅かな隙間)
これから、それってすごく希望を感じるとおもいませんか。
(クリンクリンとした髪を指がなぞると、僅かに身を捩り握られた指が触れる)
お姉さまの手のぬくもりが私の手を暖めていますから……。
(きゅっ、と絡めるようにお姉さまの指を掴むと離さないようにして)

でも突然は困ります。祐巳さんが一番ビックリしますよ…。
こうして私と乃梨子の様子を見に会いに来てくれるのはなのより嬉しいですけど。
これから私でも乃梨子でもお伝えしていただけたらおもてなしだって……。
ん、ん……っ…そうですか、じゃあ私と乃梨子の味。お姉さまは、
ややビターだから乃梨子には、ん……っ…まだ早いかしら。
(マフラーをずらすようにお姉さまの唇にキスをした、妹にはしない舌を差し入れるようなキスを交わし)
(ぬるりと、絡むとツゥと唾液を伝わせ離れる)
はぁ……お姉さま……。

>>12
それはそうだけれど、なかなか難しいって思うのよ。お姉さまも私も不器用だから……。
でも乃梨子の言うとおりなのかもしれないわね、こうしてお姉さまがそばにいるんだから。
ううん、とっても嬉しいわ。大好きよ、乃梨子。あなたのそういう優しさ。
(閉じた瞳にキスをして、切りそろえた髪の額にもキスをする)
(指同士を絡めて、擦りつけるようになぞりながら)

ん……ぁぅん…。甘くて、熱い。そうね、キスなのにすごく胸が熱くなって、心が燃え上がるのよね。
(特にわたしと乃梨子の顔はりんごのように赤い、見合わせながらもう一度、額を重ねて口付けを交わす)
んく……はぁ、ぅ……乃梨子、好き、って言って……?
(一度、唇から離れ耳元へと移動しながら囁くと、今度は深く結ぶようにキスをする黒髪がふわりと跳ねるような強めにキス)
(まだお姉さまの唾液のアーチが繋がっているのも構わす、乃梨子に身体を寄せて口付ける)

【良かったらお姉さまも乃梨子もキスしてくださいね。甘い交流会望むところです】