はい、ロザリオを……お姉さま以上の絆を見つけたくないって思ってましたけど。
乃梨子が私の前に現れた。お姉さまとはまた違う絆を作れることを知れたんです。
はい、お姉さまの仰られる通り。でも今は思い切りお姉さまと妹に甘えるように……。
ええ、いくらでもどのようにでも書き込める…これから三人の思い出作れたら。
(言われると頷いて、手を握りしめて頬に当てるとお姉さまの手を温めるように)
驚きますよ。だから一方入れるようにしてくださいね。
……サプライズばかりだと祐巳さんビックリしすぎで過労になりそうですよ。
(祐巳さんが喜ぶ姿は嬉しい。けれど少しだけ胸に棘が残るのだ)
んっん……ん…ふぅ、はぁ…でしょう、か。乃梨子にはまだ早かったかもしれませんね。
(お姉さまにしっかりと唾液を交わすキスをして、ぬるりと口の間で舌が交わされると)
(離れて、銀糸を伝う唇が乃梨子の小さな唇を奪う)
>>16
それも乃梨子の便乗でしょう。
これも乃梨子がいてくれたら、お姉さまにこうしてしっかり甘えられるわけだから。
真似しているわ、乃梨子がお姉さまには甘え上手だから私も一緒に――んっ…乃梨子、くすぐった、い…。
(自分のキスから学ぶように頬へ、すらりとした鼻先にキスを返されると瞳を震わせて胸の高鳴りが加速する)
(指の隙間が汗でぬめる、熱い熱い、擦り合わせ高まるように顔中にキスをして)
……すこし余裕ができたのね、いつもの乃梨子みたい。
当然よ、伝えてあげます……んっ、ん……好きよ、乃梨子。
(やや苦味を伝える唇、上気した頬で何度も唇を重ねて、囁く声み耳を紅く染めた)
嬉しいわ。お姉さまも、乃梨子も…私、幸せすぎるわね。
(見つめてちゅっ、とキスを交わすと抱きしめた)