>>18

形に違いはあっても、それが必ずしも差じゃないわ。
妬けてしまう、嫉妬の虫が、なんていったけどね。
志摩子が大胆になったことだし、私も少し大胆に…。
(乃梨子ちゃんを志摩子の膝に乗せて志摩子を抱き寄せ
志摩子を抱きしめる形になって)
手は志摩子が。志摩子は私と乃梨子ちゃんが暖める。
これで、甘えやすくもなるし…。

気まぐれに来る時以外はそうするわ。一方のあては志摩子で。
驚かせたいのはあの子ばかりではないのだけれどね。
(何か察したのか、亜麻色の髪を撫でて――胸元に抱こうとして
体勢がきつそうだと思いなおし苦笑する)
それは2人きりでできるようになってから。順序は大切よ?
――志摩子、口をあけて