割と脱いでる部分だけ見て私が誤解を受けたままどこかへ行ってしまうと、取り返しがつかなくなると思うのです
(抱きしめられると眼を見開いて逃げだそうとするが、後ろで支えた手を離すとバランスを崩しそうなので身動きが取れず)
(そのままの状態を維持するうちにしかし心が落ち着いてくる)
そう、ですね……、嫌いじゃないです
(お風邪を召しそうなの部分は要らないと思いながら、眼を細めて聖の胸に顔をうずめると自然と笑みがこぼれ)
ふふっ、私の中の聖さまレパートリーがひとう増えました
(このままこの空間に包まれていたいという感傷に浸りながら、それでも必死で理性を探して言葉を紡ぐ)
あ、あのー、もの凄くお湯が湧いてる音がします