>>141
うん、まあ。いつもこんな感じだ。たまに声をかけてくれる人が居て、
ずいぶん前にはヤマケンくんとも会ったりしたけど、最近はまあ彼も忙しいんだろう。
私もダメ元で待っていてよかったと思うよ、ハル。
(少しばかり頬を紅潮させて、自然な笑みが口許にも浮かぶ)
でも、本当に……と、止めておこう。嬉しい驚きは何度あっても良い。
寧ろ、お化けより驚いたかもしれない。勿論、良い意味で。だから、大丈夫だ、ハル。
(雫にしては珍しく、おどけたように華奢な肩をすくめて片眉を跳ね上げてみせた)
(瞳は泳がせたまま──だけども。けれど、耳に届くハルの声がなんとも心地よく、安堵を呼んで)
(緊張というか、まあ。久しぶり(?)に会ったのだから、照れくさいというかそんなもの)
(諸々が解けていつものように振る舞えるのも、きっともう直ぐ、だろう)
ハルは……名前の通り春の太陽だ。だから、そこ!喜ぶところ。暑苦しいんじゃなくて、優しい……
ああ、違う……ま、眩しい?んー……!あ、明るいというか。
(これでも雫にとっては精一杯の褒め言葉だから、途惑う様子を見せるハルに気持ちを伝えようとする)
(けれど、上手く言えずに語尾を濁した後で──閃いた)
癖になってしまうような太陽?こ、焦がれてしまっても良いと思わせてくれるような……
調子が狂うのは、それは……っ、それは、私がハルを、す、すす、好きだからだ!(言い切った感)
と……ほら、また。喜んで良いかどうかわからないって……拗ねたように思えるのに
直ぐこうして……そんな、ありがとうとか……そういうことを言う。
(ハルの一挙一動に心を揺さぶられる自分がつまり、負けなのだ。惚れた弱みというものか)
(不意打ちの「ありがとう」に、地味なツインテの下で見え隠れする耳朶がやけに熱くて、紅くなる)
そ、その……こういう時私は何て言えば良い?
ど、どういたしまして?
(そう尋ねる時は思わず、しっかりとハルと向き合って。視線も絡めば、はからずともハルの願いを叶えることになった)

【リップじゃなくて本気の嬉しいだ(ここではハートが出せないけど、出したいくらいに)】
【私はついつい長くなりがちだから、バッサリ適当に切ってくれると助かる】