>>48
わ、私はっ、別にそんな事言ってないじゃないですかっ!?
(一々びくぅう!っと跳ね上がって反応し、おまけに顔の前に立てた手と)
(甘い香りを撒き散らす巻き毛を同時にブンブン振って否定する)
か、か弱くないです!女子は強し!お母さんは強し、ですっ!
(ふんっと鼻を鳴らして決め台詞でも言ったつもりで)
驚いたのは本当ですけど…だって此処、だれもいないじゃないですかっ、シーンとしてたしっ。
(薄い笑みを浮かべる相手をチラっと見ながら、遠まわしに怖かったと伝えてしまい)
ま、またまた〜〜、良いんですよぉ?お見通しなんですから!女子の勘を侮らないでください!
(おどおどした態度も一転、腰に手をあてて胸を張り『えっへん』と威張った様子で)
ほ、ほらほら本音が出てます、出てますっ…!
(相手の失言に突っ込もうとしたが、口を噤む様子に『てへっ』と申し訳ない笑みを浮かべ、眉を下げた)
ま、まぁまぁ………わ、私が言うのもなんですが、ヤマケンくんならきっと大丈夫ですよっ。
よ、選り取りみどりじゃないんですかっ?こ、この、このぉ〜〜っ!
(気配りが足りなかったと後悔し一生懸命取り繕って、持ち上げているつもりで)

は、話せば長いんですっ!っと、ふぇ………っ?!
(飛んできた何かを必死になって受け取ってみればミネラルウォーターのボトル)
あ、危ないじゃないですかっ…っと、え、あ、あの…でも、でもっ、これは有難く頂いておきますからっ。
(少しの間でも緊張していたのか、去っていく相手を見送りながら蓋を空けて早速飲んで)
これ有難うございましたーっ!がんばってくださーい!
(寄ってくれた事のお礼も込めて彼の背中に声をかけ、手を振った)

【は、はいはい、そういう事にしておきますっ。め、迷惑かけちゃったから今回は責めませんっ(?)】
【あぁ、私は待機解除が2時を目処に、と思っていたのでもう少し大丈夫だったんですよーっ。】
【はい、私もまた来ますねっ。そちらこそ、道に迷って風邪引いたりしないでくださいねっ。】
【あ、有難うございましたっ、お休みなさい!】

【落ちますねーっ!】