>>95
いや、なんでもない。
(小首を傾げる水谷サンの視線を見ながら、真剣そのものな視線に慣れないのか戸惑って)

婿養子求める感じでもなさそうだしな。
意外だな、私はキャリアウーマンでやっていくとか言うと思ったのに。
(動揺する姿に、自分のと言えないのがへたれなのか結局からかう方向にシフトした)
発想がこえーよ、というかすげえよ。
家庭的通り越して男らしかったな、あれは。
(共通の思い出を口にしながら、思いっきり誘う。ふられることなど普段からあるはずもないが妙にドキドキして)
あぁ、二人で。あれならどこかに食べに行ってもいい。
(作れない、と言う逃げ道をしっかり塞ぎ畳み掛けるように重ねる)
いや、さすがにあそこで食うのは迷惑になるから近くの公園で。
(しっかり交わされるも、諦めず、それでも家と言えないのはへたれたからだろうか)
(公園と言うのが手一杯だった)

【いや、構わない。むしろ遅くもなかったし】
【あぁ、まぁそこはあんたのやりたいようにしてくれればいい。こんなやり取りを楽しみたかったからさ】
【わかった。無理しなくていいからな。時間がないなら簡単でいいぞ】