ハァッ!!
(ガイバーUFの高周波ソードが獣化兵を両断し、返り血が装甲に付着する)
フンッ、この期に及んでまだこんな雑魚をよこしてくるとは・・・うっ!?
(額の人造コントロールメタルが限界に達し、火花を散らし異音を鳴らす)
はうっ・・・く・・・うぅ・・・は、早く殖装を解除しないと・・・
(頭を抱え、膝をつくガイバーUF)
(このまま殖装しままでいればコントロールメタルの機能は停止し、
殖装者であるヴァルキュリアは暴走した強殖生物に喰われてしまうだろう)
殖装、解除・・・
(しかし殖装は解除されない)
ど、どういうことだ!?殖装が、解除できないだと!?
(その時、ヴァルキュリアは思いもしなかっただろう。獣化兵を斬った時に浴びた返り血に含まれていた肉片が蠢いていたことを)