…けっ、なぁにが終わらせた方が綺麗だよ、外野がうるせぇっての…。
(木陰に潜んで盗み聞きしていたようで、不満そうに愚痴を漏らしては八つ当たりとばかりに木を一蹴り。)

まぁここは無駄に人間共がうじゃうじゃいるみてぇだし、俺みたいな人間嫌いは商売敵かお邪魔虫ってところだわな…さっさと消えといてやるか。

ふん、こんな過疎りまくった所でちょうど良い玩具が見つかるといいなぁー。健闘…じゃねぇ、良縁?祈っといてやるぜ。んじゃ、あばよ

(ゲラゲラと嘲笑し、そうひねくれたセリフを吐き捨てると、暗く深い森の中へとその姿を消していったのだった…)