>>129
………奪ってやったって男前な発言だな。
(クスリ、と笑い紅莉栖の言葉を肯定も否定もしない。いつも通りの茶化した言葉で答える)
(だが、その答えの代わりに唇をすぼめてちゅっと紅莉栖の唇にキスをする)
(温もりを返すように指を絡めて手を繋いで彼女との今を形にして見せた)
返されても困る。むしろ俺がお前のファーストキスを奪いたいくらいだ。
(彼女の唇に入ると、甘い痛みが走っていく。それを感じながら歯列を指の腹で撫でていき)

知ってるさ………お前が感じやすい体質なのはな。
だからとてもいじめがいがある。慎ましいが綺麗な胸をしているではないか。
心配しなくても、大きくなるように揉んでやる。
(ふわふわのマシュマロのような柔らかさを持つ乳房を指先で捏ねて、目の前で涙目で快感に耐える紅莉栖を見つめ)
(舌を離せば、とろりと唾液がいやらしく糸を引いて、その顔が可愛いと思いながらニヤニヤが止まらず)

ふふ……………どうした…?紅莉栖………
そんなに肩で息をして………キスのせいか…それとも興奮したのか………?
(キスのせいで口の端から唾液がこぼれ、手の甲で拭いながら余裕たっぷりに問いかける)
(頬を紅潮させ、息を荒くしながらその瞳は普段の聡明さはなく、情欲の色を感じさせる)
(それにあてられた様に、ちろりと舌なめずりした唇は妖しく濡れ光り、うっすら開いた唇は誘うようだった)
ちゅ……ちゅっ……ぢゅる………、ちゅぷ……ちゅ……ちゅくっ
…ちゅ………くりす……、美味いぞ…お前のだえき……甘くて………蕩けるみたいだ…
(わずかに汗に濡れた後頭部に手を回されれば、目を閉じて彼女を受け入れる用意をする)
(差し入れられた舌を受け入れ、唾液たっぷりの舌を絡めて吸い上げる)
(唇から漏れる二人の舌が絡みつく音がいやらしく響き、こくっと喉を鳴らして飲み干していく)
(その度にからだが熱くなり、興奮していくのを感じ、唇を離せば、酸素を奪われたようにくらくらしながら)
(頬を赤くし、覚束無い声音ながら快感に濡れていることを伝えた)

………………はぁ、はぁ!!紅莉栖!
(生物の本能か腰を打ち付けるようにし、突き上げた剛直は、紅莉栖の最奥を穿ち)
(腰を持ち上げるようにして奥に流し込むように一滴残らず中に出していく。それは子宮を満たし、膣道にまで溢れたのか)
(結合部から泡立つ白濁液がこぼれ落ち、射精量を物語っていた)
(抱き締めあい蕩けるような快感に浸りながら、口づけを受ければこちらからも口づけを返す)
紅莉栖…………わかるか、お前の危険日ぉんこに俺の濃厚な精液が流し込まれてるのが………。
孕んだかも知れんな……………。
(繋がったまま、まだ快楽の余韻を感じながら、頬に手を伸ばし、絶頂したばかりの紅莉栖を愛でる)
(絶頂の余韻か、秘裂はぎゅうぎゅうと締めつけ、達したばかりのペニスは半分ほど硬さを失っているが、その刺激に硬さを帯びて)
(もう片方の手を紅莉栖の薄い下腹部に下ろし、白い肌を撫でる。その下の紅莉栖の女の部分を撫でるようにしながら)
(ふと何かを思い付いた様に、ソファをまさぐり自身の携帯電話を取り出す)
紅莉栖……俺のペットとして作法を教えてやろう。
中に出されたら、ピースして『ご主人様のペットの紅莉栖にオチンポミルクありがとうございました』と言うのだ。
今日は、お前の初めての日だ。しっかりムービーにおさめてやる。
(健気な彼女が愛おしく、その光景をいつまでも残そうとするかのように携帯のレンズを向ける)
(無機質な光を向けながら、彼女の言葉を待った)
(桃色に紅潮し、蕩けた表情を晒す紅莉栖をカメラ越しに見ているだけで、紅莉栖の中のペニスは固くなるようだった)

【待たせたな。続きになる】
【これを見たお前が悶えてくれれば嬉しいのだが】
【ではまた明日な。おやすみ】