(納屋の中、頭の帽子をいじりつつちょっとそわそわしながら「お客」を待っている)
……やあ
(扉が開けられたのを見ると、待ってたことを極力気取られないようにしながら、しかしバレバレでとっとこと「あなた」に近づく)
やっぱり人間って来るんだな、どこをどうやったのかわかんないけどびっくりだ
(黒目がちの吸い込まれそうな緑の瞳で、まだまだ珍しそうに「あなた」を見上げる)
(小麦色のポニーテイルをふぁさっと振ると、現実の馬などとは違う、陰のないまぶしい下腹部がちらりと、しかしはっきりと覗く)
(ただ、なんやかんや話しかけながら「あなた」のまわりを歩き回っているので、胸からお腹の下にかけてがどうなってるのかまでは確定できない)
それで……、その、苦しいのを鎮めに来たんだろ?
(柔らかそうな舌で口元をひと舐めして、「あなた」の目の前に立ち止まった。腰のあたりをじーっと見る)
あたしは準備オーケーだよ、そのつもりなら、あんたのそれを……