やっと来たか……それでは近況報告を頼む。
(任務の報告と称して呼び出したが、その場所は不可解にも男の自室であった)
(だが命令なら何も疑わずやって来るだろうと考えていた通りレオナは現れる)
(淡々と任務のように装い報告を求めるが、男の視線は不自然に相手の体ばかりを眺めていた)
(報告を聞きながら適当に相槌を打ちながら喋り終えるまでずっと卑猥な視線をまとわりつかせていて)

よし、ご苦労。
だがもう少し付き合え……気にかかることがあってな。
(意味深な発言をすると部屋の端っこに置いてあった簡素な作りのパイプ椅子をレオナの傍にやり)
(報告のため立たせたままでいたレオナに、そこに座るよう指をさして合図を出した)
お前が赴いていた戦場は厄介な病が流行していたそうだな?
発症していれば肌に変化が現れるはずだ……見ればすぐに分かる、調べさせてもらうぞ。
まずはお前の上半身を見せてみろ。
(もっともらしいことを言いながらレオナに接触する理由をこじつけてやり、脱ぐように命じていった)

【性的にはともかく、有能な軍人であるため普段は堂々としていますが】
【いざとなった場合には情けない姿を晒そうと思っています】